暁 〜小説投稿サイト〜
この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
12裁判所前で交戦開始、でもサッキュバスちゃんともします
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
だが、穏当な判決を出さないと死人の山が築かれるので、恐怖から貴族の妻側の言い分を却下して、カズマを追放程度の軽い罪で追い出す事にした一同。
 裁判所としても、武力に屈したと思われないため、最期まで威厳を保ち、整然と判決を出してから解散する予定であった。

「そ、それでは判決を言い渡す、被害者は無いとの事なので冷静に聞いて欲しい、被告カズマ少年に、し……」
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアっ!」
 私財没収とか、市中所払いで追放、程度の軽い判決だったが、最初から冷静さを全く失っていた新人サッキュバスちゃんが「死罪」とか「市中引き回しの上獄門磔」と勘違いして発狂。フードを脱ぎ捨てて魔族ウィングを背中から生やして、カズマに抱き付いて明り取りの窓から一緒に脱走した。
「おい、何か出たぞ!」
 死刑判決が出た場合、窓から何か放り出して下に知らせる手はずだったので、まず貴族の兵団が反応した。
「突っ貫ーーー!」
「「「「「「「「応!」」」」」」」」
 重装歩兵が立ち上がり、二列縦隊で入り口を破壊しながら突入した。
 警備員なんか、既に脱走して誰もおらず、係員まで脱走して無人の野を行く重装歩兵。援護や伏兵対策に、後方から火炎魔法が次々と発射され、開いていたドアの中を焼き尽くす。
 屋根の上からはシーフの集団がロープを使って舞い降り、顔を覚えさせられた少年がいないので「カズマはどこだ!」みたいに叫びながら、刃物を持って真っ赤な顔をして髪を振り乱して叫んでいたので、まるでナマハゲが集団で襲い掛かったような地獄絵図になった。
「抜っ刀ーーーー!」
「「「「「「「応!」」」」」」」
 階段を登るため、長槍を捨てた重装歩兵が抜刀し、前列は大盾とロングソード、後列はクレイモアみたいな大剣を振りかざしながら二階の議事堂に突入し、床を踏み割りながら可愛いストーンゴーレム君も入場した。
 裁判所は既に出火炎上し、窓からは煙を発して燃え盛り、逃げ惑う人々や「カズマはどこだ!」と喚き続ける盗賊団。
 カズマに死刑判決を出したと思われる裁判長や検事は拘束され、ロングソードや両手剣を押し当てられ、何かルパ〜ン三世のカリオストロの城みたいに、串刺しにされて一同に持ち上げられるような末路を迎えようとしていた。

 そんな中、カズマの財布を持っていた女神が、一階の会計所で罰金を払って、震えて怯える会計員をダクネスが押さえつけて、収入印紙を貼らせて判子と言うか、裁判所の封蝋を貰って整然と退場した。
「エクスプロージョン!」
 出入り口付近にいて戦闘開始していたモンスター?にエクスプロージョンを打ち込んで「道」を開けためぐみん。
 めぐみんを肩に抱え上げたダクネスと、寄ってきた水の壁か何かに守られながら、平然と出ていく女神一
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ