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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
12裁判所前で交戦開始、でもサッキュバスちゃんともします
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たはずの兵士や冒険者たちが距離を取り、号令が掛かれば隣に襲いかかるような恐ろしい光景が広がり始め、地獄の蓋が開く瞬間を待っていた。

 検察側からも一応証人が呼び出されたが、質問以外の答えをダラダラと話していて、恋愛がどうこうと言い、何度も注意された。
「証人は質問にだけ答えて下さい、貴方の心象など裁判には関係ありません」
 余りにもネチネチとカズマの失言ばかり突いてくる質問に業を煮やし、証言者保護のフードを脱ぎ捨てた証言者。
「やかましいっ、私はダスティネス・フォード・ララティーナ、逃げも隠れもせんっ、貴族の娘でカズマとは同じパーティーの仲間、先日恋仲になって結ばれた所だっ、何か文句があるかっ?」
 ダクネスの軽率な行動で、ダスティネス家の令嬢はキズモノで、下賤な冒険者と恋仲になった阿呆でマゾ、と知れ渡ってしまった。
 世間の仕組みも知らず、そんな事件を起こしてしまったカズマは、貴族だか誰かに殺されるか、闇から闇に葬られるのが普通なので、傍聴席の誰もが「うん、こいつ絶対死刑」と思った。
「私は昼間は優しいカズマが好きだが、夜は乱暴に襲って欲しかったのだ、だからカズマに「脚本」を渡して、その通りやってもらっただけだ、私の趣味で誰かに迷惑を掛けたかっ? 私がマゾなのは知ってるだろうっ、お前も、お前もっ」
 何か「昼間は貞淑な処女、夜は娼婦」みたいな昔のビニール人形のようなキャッチフレーズが気に入ったのか、「昼間は優しい亭主、夜は汚い強姦魔」みたいな紹介をされたカズマ。
 ダクネスの言動や行動で、実家には壮大な迷惑を掛け、母親から恋人で夫を告発されて、刑務所行きどころか死罪目前にしたのは気にしていないと言うか、気が付いていないダクネス。

 証言者がキレてしまったので退出を命じられ、次の証言者も呼び出されたが、最初から証言者保護のフードを外して自己紹介した。
「私はめぐみん、紅魔族で、皆さんご存知の「頭がおかしい爆裂娘」です。カズマが好きで言い寄っていたのは街中で見たはずです。私はエクスプロージョンしてしまうと、体力が尽きて動けなくなりますが、練習するのにカズマと二人っきりで出かけて、帰りはおぶってもらって帰ってきました、年頃の娘が男性に体を預けて、ちょっと人目のない所で茂みの奥に入ったり、町外れの連れ込み宿に入れば簡単なのに、カズマは私が幼すぎるから駄目と言って、先日までキスもしてくれなかったので、毎日食事に薬を盛って女のニオイを嗅いだだけで襲うぐらいの状態になって貰いました。それでも数日我慢したので、まずダクネスが体を見せまくって誘惑する手はずに決まりました」
 何かょぅじょ本人から新事実が言い出され、「ソレ、俺がハメられて強姦されたんじゃない?」と思うカズマ。
「貴方はまだ13歳ですね?」
「はい、そうです」
 この世界に
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