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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
パーティー仲間に輪姦されてしまったカズマきゅん
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たと思われる貴族。
 椅子に座りカズマを鋭い目で睨むが、隣にはララティーナさんが青い顔で座り、執事と思われる人物が横に立って控えていた。
 女神は何故かお茶を入れたりして、揉み手をしながら席を勧め、何かご機嫌で古女房みたいな態度で権力者に媚びていた。
(何してんだ、アクア)
 とは言わなかったが、権力者には弱いらしいアクア。貴族やダクネスにお茶のお代わりなどを入れながら、天気の話などして談笑しようとしていた。
「勘当同然、家出同然で出て行った娘だが、やはり父親としては娘が可愛くてね、どこの馬の骨とも分からない人物との結婚は許せない訳だ」
「父上、カズマはちゃんとした教育を受けていて、私の知らないような事まで知っています、ですから」
 父親の話に口を挟んだララティーナさんだったが、執事が主に札を渡すと、その内容通りにキレて、娘を罵った。
「お前は黙っていろっ、このマゾの家出娘がっ、婚約者もいるのにまた問題を起こしおって、どうやって先方に謝るつもりだっ」
 どうやらお嬢様らしく婚約者もいたようだが、ダクネスを罵る度に会話にタイムラグがあって、執事が何か渡すと話すような会話が続き違和感を覚えた。
(これ、ダクネスが言って欲しいセリフを執事が選んで、領主に言わせてる?)
 父親に罵られるのも変態姫騎士さんの喜びらしく、家族にも執事にもマゾなのを知られていて、執事が出すセリフだか「@@をもっと責めるように」と書かれた札を渡されてからキレるような時間差があり、ララティーナさんもビクビク震えながら喜んでいた。
(この変態親子が……)
 マゾで特殊性癖なのは父方からの遺伝らしく、特に怒っていなくても、娘を罵って喜ばせている貴族。
 カズマきゅんも命の危険は無いと思ったが、貴族は娘が喜ぶように「勘当」「出て行け」「援助などせん」「この変態が」と父親に罵り、その度にララティーナさんも喜んだが「どうせこの男もサディストの変態なんだろう」と言われたときにだけ反論した。
「いえ、カズマは普通の人で、今までのパーティーの仲間のように、私の本名や身分を知った途端態度が変わって媚び始めたり、財産目当てに近寄ってきた男性ではなく、貴族の娘だと知っても今まで通り態度が変わらなかった珍しい人物です」
「ふんっ、どうせこの世界の仕組みも知らん、ウスラバカなのであろう、それに女と見れば誰にでも尻尾を振って、体目当てに何でもするような顔をしておる」
 この世界の仕組みだとか身分制度を何も知らず、ダクネスの体目当てで、指摘は大体合ってたので反論できないクズマさん。
「とにかく結婚など認めん、分かったな」
 結婚は認められなかったが、希望通り「誰にも祝福されない結婚」が満たされて、笑顔とも何とも取れない特殊な表情をしているララティーナさん。
「もう彼に乙女を捧げたの
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