30美汐の嫁入り、栞の復讐
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汚いものでも見る目で見ていた。
(仕返しのコースとしては、1、エリートのパパがクビになってローンも払えなくなって一家離散。パワハラとセクハラの証拠が労働基準局に提出されて、レイプでも訴えられて一発懲戒解雇コースw 2、ご自慢の美人で優しい?ママの浮気が発覚、証拠写真が近所や会社にもばら撒かれて離婚、慰謝料払って実家に戻るの巻。 3、彼女の四股五股浮気が発覚、イチャついてる所に男が全員集合w 別のお友達も呼ばれて男共にボロボロになるまで輪姦、ネットにエロ写真をバラ撒かれて人生終了の巻。 4、夢のマイホームに真っ黒な歯車が現れて柱を切って何故か倒壊、中の人もグチャグチャになったけど、チェーンソーで切ったみたいな切り口で建築会社には責任なし、ローンだけ残った上に、両隣の家まで壊してしまって賠償金、柱を切ったと思われるこの家の娘が全額負担。両親にも見捨てられて、障害も残ってるのにお風呂屋さんに就職決定の巻。これでどう?)
「うふふっ、あははははははははははははっ!」
その場で腹を抱え、狂ったように大笑いし始める栞。そこにカップルが近付き、気味悪がって通りすぎようとしたが、見覚えのある顔を見て話し掛けた。
「お前、美坂だろ? まだ生きてたのか? 人の家の前で何してんだ? キモいんだよっ、化け物が」
栞はその声を聞いて体が覚えている恐怖に身をすくめた。しかし今はもう、この程度の女に恐れる必要は無い、怒りが栞を動かし、女に汚い口調で口答えした。
「ふんっ、もう死んだんだよっ、今日は幽霊が仕返しに来たんだ、クズ女」
髪を振り乱し、とても生者とは思えない気味の悪い目付きと口調で話す栞に怯え、男は下がったが、女の方は気弱で体も弱い栞を覚えていて、まだ勝てると思い込んで殴りかかった。
「ざけんなっ、病原菌がっ!」
「フンッ!」
現在の栞がカウンターで繰り出す腹部への渾身のパンチ、それは女の内蔵を破壊し尽くして、女性としての機能も壊すのに十分な力を持っていた。
「ガハッ!」
軽く後ろに吹き飛ばされ、腹を押さえながら彼氏とのディナーを路上にブチ撒け、膝を着いて赤黒い血の混じった汁も吐く女。
ボディーへの打撃は地獄の苦しみを生み出し、自分の吐瀉物と血の海の上で痙攣しながら泳いだ。
「ヒュー、ヒューー」
天使の人形は女が即死しないように内蔵を修復し、医者が調べても異常が見付からず、苦しみが長引くよう調節した。
「これで終わりだと思うな? さて、ここでクイズです、悪魔で化け物で病原菌の私に触られた花とか動物はどうなったでしょうか?」
答えさせる気がないのか、肋骨を踏んでへし折る栞。裏返って逃げた所を踏み潰し、ゲロの中に顔を埋めてやる。
「正解は「必ず枯れて死ぬ」お前もこれから死ぬんだ、苦しむだけ苦しんでから死ぬんだぞ」
明らかに人間で
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