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機動戦士ガンダム・インフィニットG
第四話「IS学園」
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たけど、なんだかとても優しく温かなオーラがマオ先生から伝わってきたのである。
ここ最近、なんだか人の気配が敏感になったり、先ほどのように人の放つオーラもクッキリと感じとる体質になってしまった……性質的に鈍感なのは相変わらずだけど。

その後、IS学園の制空権へ入った途端、教員の乗った数機のISが出迎えに来た。しかし、出迎えと言う割には十分な武装を手にしてだ。
「まるで僕らが包囲された気分だ……」
そう呟く僕。ミディアのパイロットがISへと通信を取り、彼女たちに誘導されてミディアはIS学園の上空へと招かれた。
「ISか……」
窓から見る一夏は教員が装着する機体を目にそう呟いた。本来、MSの仮想敵機はISなのだ。よってISの種類と性能を十分理解するよう対IS講義が良く授業で行われていた。
その授業の一部を思い出したのだ。
「こちらMS学園のミディアだ。貴殿らの出迎えに感謝する」
(こちらこそ、我々IS学園は貴校の入校を心より歓迎する)
無線でのやり取りを済ませ、ミディアはそのままホバーで学園の敷地へと着陸した。
その後、僕らはIS学園の敷地へ足を踏み入れた。見渡す限り、先端技術で周辺は埋め尽くされていた。例えば、校舎にはホログラムで何時間目かを知らせる数字のホログラム。さらにその校舎の前に設置されている噴水は吹き上げる水の上にもオブジェ状のホログラム、またさらに各施設内の路地にも地面に目印案内のホログラムと……最低限以上の施しがされている……僕らから言わせれば税金の無駄遣いとしか言いようがない。
「うわぁ……まるでディズニーランドに来ているみたいだ」
僕はこの広大なスケールに目のやりどころがなかった。
「こいつぁ凄ぇぜ?」
土産話として該は気付かれないよう写真を取っている。
「僕もこんな所には始めて来た」
隼人は地面を行きかうホログラムに釘付けだ。
「凄い!ここならいらなくなったジャンクパーツが腐るほど埋まっていそう……」
鼻の下を伸ばすジュドー。コイツは本当に機械フェチのようだ……
「けど、凄いな! いくらかけて建設したんだろう?」
カミーユも僕同様に目の付けどころがないらしいが、そんな僕らとは違い、一夏と、そしてユーグ先生の二人だけは暗い表情であった。
「IS学園か……姉貴がいるんだよな? ここに……」
一夏は拳を握りしめた。
「……!」
そして、過去の因縁を抱えるかのようにユーグ先生は校舎と、ISが行き交う上空を睨んだ。
「大尉……」
そんなユーグ先生を背後からマオ先生が心配そうな顔をする。やっぱり、二人は過去にIS関連で何かあったのだろうか?
「よくお越しくださいました。私がIS学園の代表としてあなた方を案内することになった織斑千冬です」
すると、目の前に黒いスーツを着た一人の教員がそう名乗り
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