暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜魔法少女、戦闘〜
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のIS「ライドインパルス」





不可視の高速移動による一撃で、疲弊していた彼らは瞬時にして撃破されてしまったのだ。

「ふむ・・・・ここまで弱らせてくれるとは、さすがは「彼」の使い魔だね。いや、厳密には違うらしいが・・・まあいい。今はこっちの方が重要だ」


そう言いながら、コツコツとスカリエッティがフェイトに近づいてくる。
トーレに抑え込まれて、地面からスカリエッティを睨みつけるフェイト。




その目を見て、スカリエッティがにやりと笑う。
やっぱり駄目なんじゃないかと。




「どうだい?君らの力はこの程度さ。それでよくすべてを救うなんて言えたねぇ?それになんだっけ?次にそんなことがないようにだったかな?面白い事を言う。次がある現実なんて、本当にあると思ったのかい?」

「くっ・・・・このっ・・・・・」

「だから言ったんだ。無駄なことはするな、とね。まあ、安心したまえよ。次に目覚めたときには、なによりも強い身体にしてあげるからね。もうそんな後悔しないで済む。そうだ・・・・私の力と、あそこの技術さえあれば、すべての人間をそのように出来る」

「あそこ?・・・・・いったい・・・・貴様はどこに向かおうというんだ!!!答えろ、スカリエッティ!!!・・・ぐっア!!!」



フェイトが怒声を上げて、それを押さえさせようとトーレが押さえつける手に力を込める。
だがそんなことはお構いなしに、スカリエッティが話を進めた。



「そうさ!!私がすべての人類を改造し、一つ上の段階へと引き上げる存在となる!!!どうだい!?私は・・・・世界を格上げする者となるのだよ!!!」

「狂ってる・・・・・」


「そうかい?そうでもないさ!!!成長と発展は世界の常じゃないか!!!そしてそれを成し遂げるのは、いつだって偉大な天才たちによってだ!!今はキミらも私を悪だと思うかもしれない。だがね、そういった歴史の転換点にいる人物は、いつだって当時は悪役扱いだったのだよ!!!そもそも、世界をより高次なものにしようとする事の何が悪い?それならすべての科学者は、犯罪者なのかい?うん!?私は、世界を改造する!!!|彼女ら(ナンバーズ)のように、より強く!!逞しいものへとね!!」

「それは!!!」

「反論するならなにが悪いのか、はっきりしてからにしてくれたまえよ?私とそこらの科学者は、なにが違うのか!!!」







「貴様が悪いのは決まっとるじゃろうが。歪な進化などに、未来はないからじゃ」






と、そこに割り込んできたのは、玄武だった。
スカリエッティはうん?という顔をして玄武の方を向く。

玄武は地面に倒れ、身体を縛られているため、顔もこち
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