第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜乾坤一擲、必撃粉砕!!〜
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ええええええええええええ!!!!!!クロスファイアーーーーー!!!」
《Shoot!!》
「シューーーートッ!!!!」
ドドドドドドドドドドンッ!!!!!
オレンジの魔弾が、接近してきていたウェンディに向かって連続でなだれ込む。
が、当然防がれてしまう。
ティアナは地面を撃って穴を開け、そこから飛び降りて回避した。
「ッ・・・・この・・・ままじゃ・・・・」
ティアナは頭部から血を流し、いつ切れてしまったのか、ツインテールは片方のリボンがなくなってほどけていた。
後ろの髪を一つにまとめ上げ、フェイクシルエットでナンバーズを引きつけながら息を整える。
《Sir》
「なに・・・・クロスミラージュ」
《先ほどの行動で、98%の解析終了。行けます》
「!!・・・・・ようやくね・・・・これが終わったらマリーさんに頼んでしっかりプログラム組もっかな」
《そうですね。これにはまだまだ貴女の負担が大きすぎます》
「問題ないっての。行くわよ。クロスミラージュ」
《Yes,Sir》
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ナンバーズレプリカには感情などない。
ただ与えられた事項を為すだけの存在である。
しかし、その動作はいかにもイラついているかのようも見えた。
敵のティアナは、力も魔力も、自分たちよりもはるかに下だ。
にもかかわらず、仕留められないのはどういう事か。
それはただ単に、フェイクシルエットによるまやかしによるものか。
否、それならばとうに解析が済んでいる。
割り出しまで五秒ほどかかりはするが、本人かどうかの識別は可能だ。
現にそれを見破り、先ほど隠れていた対象を吹き飛ばしたばかり。
だがそれでも対象は倒れない。
こちらの一撃は確かに入った。
その一撃は相手を行動不能にまで陥れるほどのものだ。
なぜ、倒れないのか。
だがそんなことはどうでもいい。あと数発でも叩きこめば終わる。
そう、これは作業。プチプチと丹念に潰していくだけだ。
と、そこで敵が行動を起こした。
ギリギリまでシルエットで隠した弾丸が、ノーヴェ・レプリカの眼前に現れたのだ。
それに片腕を振ってなんでもないように弾くノーヴェ。
それに反応して、ディードが双剣を構えて発射元に向かって行く。
対象は壁に隠れている。穿つ事はあまりにも容易だ。
ディードの後方ではウェンディがボードを、壁から飛びだし
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