第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜くんれん!!〜
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を呼びだせればまず勝てるだろ」
「はい・・・・あ、でも」
「ん?」
キャロがモニターに映像を出しながら、蒔風に説明する。
出てきたのはチンクから得たルーテシアに関するデータだ。
なんでも彼女は母親をスカリエッティに握られているらしい。
レリックのXI番があれば復活できる。
そう言われて、彼女は協力しているそうだ。
しかし今注目すべきは彼女の召喚獣だ。
人型の蟲で格闘技戦を得意とする「ガリュー」
大量に存在し、ガジェットなど無機物にとりつく「インゼクト」
数体存在し、振動によって局地的地震を引き起こす「地雷王」
そして・・・・・
「究極召喚・白天王・・・・・・画像はないですが、データだけ見るとこれは・・・・ヴォルテールと同じステータスを持ってるんです」
「つまりあっちにも同じようなやつがいるってことか?」
「はい。しかももしかしたら、あの子の方が召喚師の力は上かもしれません・・・・そうなると・・・・」
キャロが俯いて、自信なさげに言う。
たしかにキャロは、自信満々に、と言うようなキャラではない。
むしろ控えめな性格だ。
しかし今はそれが裏目に出ている。
だが、そんな落ち込むキャロに、エリオが肩を掴んで笑顔で言った。
「キャロ、自信持って!僕はキャロのブーストに何度も助けてもらったし、フリードがいなかったら初任務の時落ちていたんだよ?そんなキャロが、あの子に負けてるなんてことはないよ!!」
「エリオ君・・・・」
「だから、安心して。キャロは凄い力を持ってるんだから。でももしキャロに危険が迫ったら・・・・」
そう言ってエリオがストラーダを片手に持ち、縦に真っ直ぐ持って、キャロに言いきった。
「僕が絶対守る。この槍に懸けて。二人で助けよう。あの子を、ルーテシアを」
エリオの決意。
そのエリオを見て、キャロも「うん!」と頷いて決意する。
それを見て蒔風がいひひと笑って、じゃあ始めようか、と掛け声をかける。
特訓内容はさっき言った通り。
キャロはコントロールのための詠唱、そして、エリオはそのキャロの護衛だ。
「始めまっせぇ!!!」
「「はい!!!」」
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ドォン!!!!
「舜さん!!逃げてっ!!!」
「おおおおおおおおおおおッッ!!!!」
ガオンッ!!!ドゴァ!!!
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