第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜奪われる未来〜
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??」
と、そこにエリオとキャロも合流する。
蒔風が今だよ、と答えてにやりと笑いながら、上空の敵に向かって叫んだ。
「どうだ!?まだやるか?レリックは取られっぱなしだが、ヴィヴィオは渡さねえ。かかってくるか?」
そう叫ぶ蒔風を、無感情な瞳で見つめる三人。
いや、あまりにも無感情すぎる。
「おそらく、あまり人間としての教育を受けてないんだわ・・・・」
「兵器として生まれ、兵器として育てられた者たちだ。動きが洗練されていたぞ。油断するな」
シャマルとザフィーラの忠告に、蒔風がコクンとうなづいてキャロに抱えたヴィヴィオを預けようとした。
その瞬間
ゴゴン!!!!
その一瞬の隙を突いて、ガリューが蒔風たちの中心に現れ、蒔風の側頭部に向かって背後からハイキックを叩き込んでいた。
が、それは命中せず、蒔風の残った右腕でガードされたいた。
しかし、ここでヴィヴィオを誰かに託せなくなってしまう。
さらにガリューの主、ルーテシアの転送魔法で目の前に機人の一人、ディードが双剣「ツインブレイズ」を持って地面から現れ、独楽のように回転してその場の全員を散らす。
バックステップでそれをかわす蒔風の頬元にうっすらと切れ込みが入った。
蒔風はさっきまで六課隊舎に背を向けて正面上空の機人たちに話していた。
そこに中心からの攻撃をバックステップで避けたのだから、当然、残った上空の機人に背を向けるわけで・・・・
「IS発動、レイストーム」
そしてそこを攻撃された。
ルーテシアの横に残った短髪の戦闘機人、オットーが右掌を蒔風に向け、そこから幾本にも拡散された光線が打ち出される。
それはシャマルのバリアを打ち破った物だけあってかなり強力だ。
しかも、背後からはガリューとディードの二人が迫り、左腕はヴィヴィオを抱えて動かせない。
そんな状況。
しかし、蒔風の目にはまだ余裕があった。
「混暗陣!!!!」
その言葉と共に、ズンッ!!!と一気にルーテシアとオットーの身体が地面に落ちる。
べシャリと地面にへばりつく彼らを見てから、蒔風が身体を回転させてガリューの拳とディードの双剣をほんのわずかな間を縫って避けて後ろに回る。
そしてその背中を蹴り出し、四人をまとめようとする。
ディードはそれで攻撃の勢いもあってオットーのもとまで吹き飛ぶがしかし、ガリューは耐え、蒔風の片足を掴み上空へと投げ放った。
蒔風はそのまま青龍と玄武を抜いて機人の方へと投げ、彼らを捕縛しようとしていた。
結果としてうまく投げ
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