第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜選択肢の有無〜
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か・・・・・・うーーーん・・・・・ナイフ!ボード!リボルバー!!!ってか?」
「行くぞ!!!」
「「おう!!!」」
蒔風の言は無視し、突撃していく三人。
が、その瞬間思い知らられることになる。
あくまでも今まで攻撃が入ったのは、不意を突いたからこそだったという事実を
順としてはノーヴェ、ウェンディ、チンクの順に蒔風に向かう。
ノーヴェは近接戦闘、ウェンディはボードによる砲撃などの中距離、チンクは疲労もしているため後方からの爆破を目的とした布陣だ。
まずノーヴェが突っ込む。しかし、即座に流されて後ろに投げ飛ばされた。
身体を右に向け、素通りしていくノーヴェがこっちに向き直す前に首根っこを掴んで本来彼女が走り抜ける方向―――蒔風の後方へと投げた。
そして後ろに向かって伸びたその右腕をそこから一気に前に突き出し、ウェンディに向ける。
とっさにボードでガードするウェンディだが、二枚重ねて盾にした一枚が砕け、奥のもう一枚が蒔風に掴まれて引っ張られる。
そして寄せられたその体は、横に振られた左手の裏拳で蒔風の左に飛ばされる。
最後にチンク。
彼女は蒔風の真上の天井にナイフを投げた。
掴むほどなのだから、避けられるのは必須。
更に爆発させでもしてはずせば、その衝撃はすべてしまいに向いてしまうだろう。
だからチンクは天井を崩し、蒔風を埋めようと考えた。
だが
バガァッ!!!!
蒔風が一回転し、右の後ろ回し蹴りでその瓦礫をすべて、一撃のもとに吹き飛ばす。
否、この場合は「掻き消し飛ばされた」と言った方がいいだろう。
その驚愕の光景に、三人の身体が硬直する。
そして蒔風が下を見る。
そこに何かを感じた蒔風が、次に地面を踏み抜いた。
ゴガァッ!!と足がめり込み、亀裂が入る。
そしてその床をそのまま蹴り上げ、ひっこ抜くとそこからいつかの潜地少女、セインが掘り出されてきた。
そのセインに掌底を当て、雷旺をぶち込んで吹き飛ばす。
バツン!!という音がして、意識は刈り取られなかったが、身体がまともに動かなくなるセイン。
蒔風を中心に、四方に散らされた戦闘機人、ナンバーズ。
彼女たちを一瞥し、蒔風が言った。
「たしかに、動き一つ一つが熟練された者のそれだ。たいしたもんだよ、それは。だが、それでは届かない領域もある」
そう言いながら蒔風が静かに構える。
前の二人を視界に収め、背後の二人は後ろであるにもかかわらず、睨み付けられた錯覚を起こした。
「他の誰かの経験値・・・・知識、戦
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