第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜襲撃〜
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!!」
「さらに内部のシステムに侵入され現状、緊急で降りたシャッターで各フロアが分断され、救援に向かえません!!!」
そうした報告を聞いて、二人の顔が青ざめた。
このままでは予言の通りに・・・・・・
今までの報告だって、ここ五分以内の出来事だ。
だったらこれ以上、一体何が起こってしまうのか、見当もつかない。
ドォン!!!ドォン!!!!
断続的に聞こえてくる爆発音。
なんとかしたいが、今の自分たちはデバイスもないのだ。
「しゅ、舜君は!?」
「舜!!いないの!?」
なのはとフェイトが蒔風を思い出してその場を探し始める。
だがその姿は全く見当たらず、周りの局員にも聞いてみた。すると・・・・・
「え?あ、その人だったら俺らにも飲み物いるかって聞いてきたけど・・・・・」
「は?俺だって聞かれたぞ?」
「わ、私も聞かれたけど・・・・」
二人が聞くとそのフロアにいたほとんどの人間の飲み物(全部コーヒー)を買いに行っているようだ。
何やってんだあいつ。
「と、とにかく新人たちと合流しないと!!」
「うん、確か合流場所は、地下!!!」
そう言って何人かの人に協力を仰いでエレベーターの扉をこじ開けようとする。
そこから一気に下まで降り、そこで合流してデバイスを受け取るという考えだ。
「んっ!!んぐぐぐぐぐ・・・・」
「かーたーいーーーーー!!!!」
だがやはりそこは地上本部。
外敵からの攻撃を受けた今、そのような通路が簡単に開くわけもない。
一旦手を放し、交代でやってここを開けよう、と提案され皆が「おう!!」と勢いよく返事をしたところで、あの男がやってきた。
「戻ったぞ!!!なんだよこのありさまは!?」
「舜!!」
「舜・・・・く・・・ん・・・・?」
そこにいた蒔風は、人数分のコーヒーをしっかり確保してきていた。
紙コップは重ねて一本にし、中身のコーヒーは圧水で水球にしてプカプカと浮かせている。
そうして蒔風がみんなにコップを配り始めた。
「えっと・・・ヴォルフさんに一個、サクラティスさんに一個、ピンゼンさんに一個・・・・・・・」
律義に頼まれた順に渡していく蒔風。
その蒔風に、その場の全員が声をそろえて叫んだ。
「「「「「何やってんだあんた!?!?」」」」」
その声に若干ビビり、紙コップをバラバラと落としてしまい、それを床につくよりも早く何とか
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