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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter63
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えながらあの人への警戒を強める。
女性「身構え無くても良いわよ…今からあなたをこの無限地獄の檻の外に出してあげる。」
由紀「無限地獄の…檻?」
いったい何を言ってるのか分からない、まるで今私が見ているものは夢と言っているものではないかと
女性「それじゃあ行きましょうか」
由紀「ど、どこに…!?」
あの人外に出ようと通路へといけるドアノブに手を掛けようとしたとき私は何処に行くかを尋ねた
女性「…巡ヶ丘中学、そこに抜け出す扉がある」
…
……
ビルから出て数分、あの人に連れられて巡ヶ丘中学についた。
本来ならたった数分でたどり着ける距離じゃないのにどうして…
女性「やっぱり気になるわよね、この世界は現実じゃないわ幻の世界だから現実と比例しては駄目なのよ」
と当然と言わんばかりに平然と口走る。
私も少しわからないけど、そんな中奴らも生きてる人も誰もいないグラウンドを走って校舎内へ
ロビーを駆け、階段を上がり、廊下を走るそして辿り着いた先は…
由紀「学園生活部…」
私の…ううん、私たちの居場所だった所…この部屋が出口だったんだ。
女性「さて、出口までは来れたわ、後一押しね」
由紀「まだあるの?」
あの人は出口に辿り着いたことに微笑む中、もう一つ脱出するにな必要なものがあると口にする。
由紀「まだなにかあるの?」
女性「それもあなたに関係があることよ」
由紀「私に?」
女性「ええ、学園生活部のこと思い出せる?」
あれ?このひとに学園生活部のこと話したっけ?
そう思いながらも私はみんなのことを思い出す。
くるみちゃん、りーさん、音姉、めぐねえ、けーくん、みーくん
少し前までこの学園で苦しかったけど楽しく過ごしてたみんなのことを脳裏に思い浮かぶ。
女性「他にも居なかったかしら?」
由紀「他にも?」
学園生活部はこれで全員…
由紀「あれ?」
どうしてかな?全員だって言い切れない…頭がなんかもやもやしてるよ。
後…3人は居たはず…
私は頭の奥底の底下まで記憶をたどると…
由紀「あ…」
思い…だした…
由紀「ゆうくん…優花ちゃん…ジュードくん」
私の頭の脳裏に忘れてたことがどんどんと溢れてくる、管理局のこと、ゆうくんの苦悩、お父さんのこと…他にも忘れていたこといっぱい
そうだ、そうだよ、まだゆうくん達は戦ってるんだ…こんなところ早くでないと
女性「ふふ、みんなのこと思い出したのね」
あの人は私がゆうくん達のこと思い出したのを察したのかそう声を掛けてくる。
由紀「うん、でもどうして?」
どうして、ここまでしてく
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