進路指導のウィザード
事後報告×アザゼルの今後の予想
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培養カプセルに居たフェニックスのクローンで生み出してたらしい。その装置はフィールド崩壊前に次元の狭間へ転送しといた」
その後、サーゼクスには詳細な報告書を提出してくれと頼まれた泣いていたグレイフィアと共に冥界へ戻る。まあショックだろうし、今まで死んでいたとされる弟が生きていたとされてし敵側へ寝返った形だしな。レイヴェルもショックしていたが、しばらくすると端末を取り出して報告書を打ち始めていた。そんで見ていると例の培養カプセルに書かれていた魔術文字と魔法陣について。
「これはあのフィールドにあった培養カプセルか」
「はい一真様。その付近に機器に記されてた魔術文字、そして一真様から提供された魔法陣の形式と模様に関する事です。後程ルフェイやゲオルグに調べてもらうつもりです」
「あの魔術文字と魔法陣をCB側と各スタッフにも伝えてある。フェニックス家にも転送したし、何か分かればこちら側に連絡してくるだろう。奴らの偽涙で何をするかによってフェニックス家は徹底的に追及する。次元の狭間本家に転送しといたから、今頃イアン達によって回収後に報告されるからそれまで待ってほしい」
「流石は一真様。そこまでやっていたとは、彼らの情報を回収する為に私も全力を持って調べます!『こちら次元の狭間本家に居るイアンだ』もしかして発見しましたか?『まあな。突然格納庫に転移魔法陣が展開されたとすれば、培養カプセルが全機あったのでな。これから調べるつもりでいる』了解です、私もそちらに戻って一緒に調査しますわ」
イアンからの報告を聞いてからであるが、少し精神に乱れがあったけど問題なさそうなので俺らもさっさと撤収する事にした。邪龍相手でも充分なデータを取れたし、今頃アザゼルらはCB側の者達と合流している頃だろう。事後報告となるが、移動中だろうがこっちは大丈夫だ。吸血鬼領域に入ったアザゼル達、チャーター機から車と護衛者を蒼い翼から用意されたから今頃何をしているのやら。
「ヘックション!誰か噂でもしてんのかもな」
「恐らく一真様だと思いますよ、こちらから情報提供を受けてますしね」
「それもそうだが、まさか出国からここまで来るのも全て蒼い翼から出るとは」
「蒼い翼、ではなくCB側から出ているのでね。私は主にアザゼル様の話し相手として一緒に居ますしね」
俺、アザゼルはヘイヘイと言いながら助手席にて舌を噛まないようにしていた。転移魔法陣からチャーター機に居たのが、俺の隣で運転兼護衛者である蒼太。ルーマニアに入って蒼太達が用意した車に乗り込んで、山道を進むが舗装されてない道なのか凸凹で何度も揺れる。霧が濃いようだけど、この車は金属生命体でレーダーやGPSなどの地図データを頼りにナビゲーションしてくれる。
「こちらに入った時に接触してきたカーミラ
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