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機動戦士ガンダム・インフィニットG
第二話「MS学園」
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「……君! 嶺君!?」
「……?」
僕は顔を挙げると、そこには何度も僕の名を呼ぶノエル先生の姿と、彼女の隣でクスクス笑みを浮かべるマット先生が居た。僕は慌てて立ち上がる。
「あ、はい……!」
「ごめんね? 今、「ア」から始まってちょうど「レ」の嶺君の番なの、自己紹介お願いできるかな?」
苦笑いで言うノエル先生に僕はしぶしぶと自己紹介をする。
「れ、嶺アムロです。趣味と特技はこれ言ってありませんが……宜しくお願いします」
そう僕は顔を赤くして席に戻った。
「はい、じゃあ次の人?」
そういって次の人が次々と自己紹介していく。僕は、伏せていたことに少し恥じらいを持った。考えてみれば、ここは大方軍人が取り仕切っている学校だ。マット先生だって中尉何だし怒らせないよう僕は気を引き締めることにした。
「はぁ……席に座るだけでも緊張する。っていうか精神的に辛いよ?」
「仕方ないよ? 教員って軍人が大方だから緊張するよな?」
と、隼人。
「でもよ? さっきのノエルっていう服担任の先生さ? 調べた結果十七歳だってよ?」
そう言ったのは該だ。コイツはどこからそんな個人情報をくすねて来たのかわからないが、とりあえず、僕らは驚いて見せた。
「そうなのか? 十七歳って……もしかして飛び級!?」
隼人は尋ね、該は続ける
「かもしれねぇな……」」
「へぇ……」
僕はそう呟く。軍での本職と学校での教員業務、これら両方を演じるとはたまったものじゃない。しかし、
「学園に居る連中は元軍人だ。本職を抜けて学園での教員職へ移ったんだとよ? あの後、マット先生もこっちに移って来たらしいしな?」
「そうなんだ……でもお前、どこでそんな情報を仕入れたんだ?」
「ダチが出来てな? 確か「シャングリア」とかいう多国籍国家から来た奴から教えてもらったのさ?」
「シャングリア? ああ……近年建国した反IS国家とかいうアレ?」
僕は前に見たニュースの記憶を引っ張り出した。しかし、その国は発展国なのだが貧富の差が激しく、貧乏な人達がたくさんいるらしい。
「しかもそいつ、凄いことにアムロや一夏と同じガンダム乗りだとよ?」
「え、ガンダム乗り!? 凄いな……」
隼人は僕とそのシャングリアのを比較しているようだが、ハッキリ言って迷惑だ。
「よしてくれよ隼人? 僕はガンダム乗りって言っても素人だよ。っていうか好きで乗ったわけじゃないんだし……」
「ほら、授業が始まるぞ?」
すると、教室にマット先生が入ってきて、僕らは一時間目の最初の授業を受けた。しかし、MSの理論について僕はチンプンカンプンである。
「えっと、わからないところはありませんか?」
一様、一時間目の授業はノエル先生が担当してくれているようで、マット先生は用事があると職員室へ向かって、この場は彼女に任
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