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ファンタシースターオンライン2 -銀色を包む琥珀色の星-
第8話 最悪の敵
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れが分かるの。そのフォトンを使えば恐らく…」
バ「この近くでフォトンの塊ってことは、採掘場跡かもしれないですね。ツヴァイちゃん、案内してくれますか?」
ツ「うん、こっち」

そういって、ツヴァイは案内しようとする。

く「ツヴァイ…ラフィルは…?」

その言葉で、ツヴァイは足を止める。少し沈黙し、口を開く。

ツ「ラフィルは…私に自分の存在を渡してくれた。そのおかげで私は1人の人間になれた。ラフィルは…私の中で生きてる。もう話せないし姿も見えない、触ることもできない…けど、ちゃんと一緒に居てくれてる」
バ「ツヴァイちゃん…」
「ソウカ…ナラ…オマエヲシマツスルコト…カワラナイワケカ」

その声に全員が振り向く。そこには、ダークファルスが立っていた。

アザ「…頑丈なやつだ。あれを食らってまだ立っていられるなんてな…」
え「こいつを抑えないと、採掘場跡には行けそうにないな」
も「じゃあ私がこいつを抑えるよ」

そう言って、もみじさんが前に出る。

も「皆は採掘場跡に行って。私も後で追いつくから」
アザ「1人じゃ無茶だ!私も…」
も「アザトスはダメ。あれだけ凄い戦闘したんだからフォトンも体力も少ないでしょ。それじゃ足止めになんてならない」
こ「じゃあ私が残るよ」

そう言って、こにぃも前に出る。

こ「親友を1人、危険な戦いに出すわけにはいかない。それに、後方援護もできる」
も「…私、器用な戦い方出来ないから、そっちのフォロー出来ないけど、いいの?」
こ「これでも私、脆いフォースをずっと続けてきたんだよ?周りを見る重要性はもみじさんより分かってるし、出来てるつもりだよ」
も「はいはい、分かったよ。そういうことだからマスター。先行っててよ」
バ「…ここはマスターである私が残るべきなんでしょうが、貴女達2人に任せます。必ず、帰ってきてくださいよ」

そう言って、メンバーは先へ進んでいった。

も「さてと、じゃあやりますか」
こ「準備は出来てるよ。いつでもいける」

2人は武器を構え、ダークファルスと対峙する。

も・こ「「ここから先へは行かせない!」」







タッタッタッ

メンバー達は採掘場跡の近くまで来ていた。

ツ「フォトンの塊はこの採掘場跡の最奥にあるはずです」
バ「採掘場跡の最奥にはブリュー・リンガーダがいるはずです。無視は出来ないと思いますし、倒すしかありませんね…ん?」

バルバテスは気づく。アザトスが、後方の、もみじさんとこにぃが今もなお戦っている方向を見ていることに。

バ「アザトス、あの2人なら心配いりませんよ。必ず無事に戻って来ます」
アザ「…嘘だ…」
バ「え…?」
アザ「マスターも気づいてるんだろ!?あの2人だけ
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