進路指導のウィザード
対魔法使い戦×黒幕の正体と対邪龍戦
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ツの言葉は先程から淡々とし過ぎているし、感情込める事もなく他人事のようにして話していた。
「さて、我々が欲する要求の最後であり、貴方達のような強者と戦いたいと願う者が居るのでお相手をしてもらえますか?実は私にとって今回の襲撃目的理由がそれでしてね、魔法使い達の要望を叶えたのはあくまで『ついで』でした」
「強者、ねぇー。さっきの魔法使い達が雑魚だったからか、俺達にとって戦闘狂がおるから歓迎してやるよ」
そう言いながら巨大な陣形を作り出していくし、光が床を走り円を描いて輝く。やがて門のようなのが浮かび出すが、俺を呼び出す神門ではなく龍門のように思えると匙が漏らしながら言ってた。
「・・・・龍門?」
「門にしては三つあるが、一体何を呼び出すのやら」
『相棒、緑だと玉龍なのだがアレはもっと深い緑と濃い黒だ。気を付けろ』
ドライグに言われて考えるが、龍門で呼び出すドラゴンには色が出ているが今出ているのは深い緑に濃い黒。ドライグは赤、アルビオンは白、ヴリトラは黒、ファーブニルは金、ティアマットは青、玉龍は緑、ミドガルズオルムは灰色、タンニーンは紫となる。ついでに言うとアグニ=真龍は紅でオーフィスは黒と銀、あとサマエルは黒と灰色。
「三匹共、邪龍クラスで二匹が筆頭格だとすれば・・・・まさか!?」
「その通りでしてね。過去に深緑と黒を司るドラゴンと言えば邪龍クラス、もうお分かりですよね」
「「「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ」」」
そう言い放ち、龍門の魔法陣が輝きを一層深くして弾けた。白い空間全てを震わせる程の声量、それとも鳴き声が大きな口から発せられた。俺達の目の前で出現したのは、浅黒い鱗をした二本足で立つドラゴンと頭三口六目の容姿を持ち、龍のような体型をしている暗黒の龍に闇と混沌を象徴し、その姿は主に大蛇に見える龍。俺の未来予知はコイツらかと思いながら召喚させた男に言う。
「深緑が『大罪の暴龍(クライム・フォース・ドラゴン)』グレンデル、三首で翼を持つ黒いのが『魔源の禁龍(ディアボリズム・サウザンド・ドラゴン)』アジ・ダハーカ、銀色の三つ目を持つ暗黒の大蛇が『原初なる晦冥龍(エクリプス・ドラゴン)』アポプスか。邪龍のバーゲンセールだな」
「織斑一真の言う通り、この三体とお相手願いたいのですよ。どれだけ強いのか貴方達の強さに興味があると」
『グハハハハハハハ!久方ぶりに龍門通ったが、まさかお前らもいるとはな。さーて、俺の相手はどいつだ?いるんだろう?俺好みのクソ強ぇ野郎がよぉっ!』
『一緒に召喚されたと思ったらお前と一緒とは。ま、あそこにいるのは間違いなく強者だ!我と戦える者はいるようだ』
『同じく。こん
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