第十四話 プラモシュミレーションシステム
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行ってみようか」
といって新之助とユアが狂四郎に着いていくとカプセルとヘッドギア・・・そしてモニターが・・・
「四郎さん・・・これって?」
「ああこれ?俺達が使ってきたプラモシュミレーションシステムだ・・・言うなれば俺達の時のバトルフィールドだ。やってみるか?」
そう言って武瑠をカプセルにセットしヘッドギアを装着すると席についた。
隣には楓が手を振っている。どうやら楓とのバトルになるようだ。
そして機械が作動すると衝撃が走り新之助の意識が飛んだ。
「・・・・・ん?」
新之助が目を覚ますと何処かの島であった。辺りを散策してみるが海しかない。が・・・海に映った自分の姿に驚いていた。
『武瑠になってる』
結界コントローラーを使っていないのに変身していることに驚く新之助・・・すると音声が・・・
『驚いたか!?新之助!』
『四郎さん?』
『簡単に言えば体感ゲームみたいなもんだ!来たぞ!』
そうこうしている内に楓の乗ったバルキリーが来た為戦闘態勢に入る新之助。
・・・だが
開始から2分足らずでKOされた新之助。内容もひどかった・・・バルキリーと空中戦に入るのだが変形を駆使し変幻自在の飛行を披露する楓に着いていけずそのまま敗れてしまった。
「いつもと違うからしょうがないよ〜」
慰めるユアだが新之助は・・・
「・・・俺が武瑠の事を知らない・・・武瑠のスペックに着いていけない」
そう言って新之助は外へ出て行った。
それを見たユアは・・・
「なんだか思わぬ方向に進みそう・・・知力で勝負の新ちゃんは戦略を練るあまり消極的になる事がある・・・けどチーム戦には冷静な人が必要だし新ちゃんなら応用力あるからパニくることは無いだろうし・・・チームリーダーが味方の士気をあげて引っ張っていくタイプなら新ちゃんのように頭脳労働が必要だし・・・あの二人新ちゃんのいう事は聞くし」
いい加減に教えているようでチームの事をしっかり見ているユア。
すると楓も話に加わった。
「そういえば・・・新君って私の知っている人に似てるね・・・」
「へぇ・・・どんな人」
「あるオヘソが360度曲がって正位置にある人なんだけど・・・周りの人が超人ばかりなのに対して自分は普通の人間で・・・自分には天性の才能みたいなものはなかった・・・だから自分の身体を超人にするべく修練に修練を重ねてそれに近づけた・・・いろんな訓練したから組み合わせて応用が出来るし」
チームの要は新之助というのが二人の分析だった。
一方新之助はというと人里離れた場所まで行き武瑠に変身していたのだ。
『新之助・・・どういうつもりだ?』
「これが一番いい・・・俺自身が体感する事
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