暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十五話 ホテルアグスタ 5
[12/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を指した。

「え?いいけど…アスカ、ユーノ先生がお話があるって」

フェイトに言われ、アスカはギョッとした。

「オ、オレにですか?」

心当たりの無いアスカは、首を捻りながらユーノの前に立つ。

なのはも、不思議そうに見ていた。

「自分に何か御用でしょうか?」

敬礼してアスカが尋ねる。

「そんなに堅苦しくしなくていいよ。5年ぶりくらいかな?元気だったかい、アスカ」

穏やかな笑みを浮かべるユーノ。

「え?あ、あの、オレの事、覚えて?」

「覚えているよ。君の【魔力回路の加速】理論は画期的な物だったからね」

慌てるアスカに、ユーノは笑いかける。

「え?二人とも、知り合いだったの?」

ユーノがアスカを知っている事に驚くなのは。

「知り合いって程じゃないですよ。オレが5年前に一度だけ無限書庫を利用した時に、親切に教えてくれたのがユーノ先生だったんです。でも、まさか覚えていてくれてたとは思いませんでした」

「そうかい?また来てくれるかと思ったんだけど、それきりだったね」

「え…も、申し訳ありません!あ、あの、また行こうと思ったんですけど、その、事務の女の子が退職してしまって、手続きが出来なくなって…誰も無限書庫の利用申請の仕方を知らなかったものでして…」

色々言い訳をしたアスカが頭を下げる。

「謝らなくていいよ。確かに無限書庫を個人利用する時は、複雑な書類を沢山提出しなくちゃいけないからね」

苦笑しながら、ユーノはポケットから1枚のカードを取り出した。

「これを渡しておくよ」

そのカードをアスカに手渡す。

「えーと、これは?」

カードを受け取ったアスカは、それをマジマジと見た。

「簡単に言えば、無限書庫の会員証かな。これがあれば、いつでも無限書庫を個人利用できるから」

ユーノの説明をきいて、アスカは驚く。

本来であれば、部隊長クラスでなければ手に入らない物だからだ。

「い、いいんですか?オレみたいのがこんな凄いの持ってて?」

「いいよ。対AMFの考案もアスカが考えたんだってね。そういう発想をできる人が、書庫を有効利用出来るように、僕たちは頑張っているから」

「は、はい!ありがとうございます!大事に使わせてもらいます!」

アスカは大事そうにカードをしまう。

(なくさないように、後でラピのストレージにしまっとこう)

アスカは、思わぬプレゼントにテンションが上がる。

「渡せてよかったよ。今度、無限書庫においで」

「はい!必ず!」

アスカは敬礼して、スキップでもしそうな軽やかな足取りでその場から離れていった。





「ユーノ君とアスカ君が知り合いだったなん
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ