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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十五話 ホテルアグスタ 5
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を指した。
「え?いいけど…アスカ、ユーノ先生がお話があるって」
フェイトに言われ、アスカはギョッとした。
「オ、オレにですか?」
心当たりの無いアスカは、首を捻りながらユーノの前に立つ。
なのはも、不思議そうに見ていた。
「自分に何か御用でしょうか?」
敬礼してアスカが尋ねる。
「そんなに堅苦しくしなくていいよ。5年ぶりくらいかな?元気だったかい、アスカ」
穏やかな笑みを浮かべるユーノ。
「え?あ、あの、オレの事、覚えて?」
「覚えているよ。君の【魔力回路の加速】理論は画期的な物だったからね」
慌てるアスカに、ユーノは笑いかける。
「え?二人とも、知り合いだったの?」
ユーノがアスカを知っている事に驚くなのは。
「知り合いって程じゃないですよ。オレが5年前に一度だけ無限書庫を利用した時に、親切に教えてくれたのがユーノ先生だったんです。でも、まさか覚えていてくれてたとは思いませんでした」
「そうかい?また来てくれるかと思ったんだけど、それきりだったね」
「え…も、申し訳ありません!あ、あの、また行こうと思ったんですけど、その、事務の女の子が退職してしまって、手続きが出来なくなって…誰も無限書庫の利用申請の仕方を知らなかったものでして…」
色々言い訳をしたアスカが頭を下げる。
「謝らなくていいよ。確かに無限書庫を個人利用する時は、複雑な書類を沢山提出しなくちゃいけないからね」
苦笑しながら、ユーノはポケットから1枚のカードを取り出した。
「これを渡しておくよ」
そのカードをアスカに手渡す。
「えーと、これは?」
カードを受け取ったアスカは、それをマジマジと見た。
「簡単に言えば、無限書庫の会員証かな。これがあれば、いつでも無限書庫を個人利用できるから」
ユーノの説明をきいて、アスカは驚く。
本来であれば、部隊長クラスでなければ手に入らない物だからだ。
「い、いいんですか?オレみたいのがこんな凄いの持ってて?」
「いいよ。対AMFの考案もアスカが考えたんだってね。そういう発想をできる人が、書庫を有効利用出来るように、僕たちは頑張っているから」
「は、はい!ありがとうございます!大事に使わせてもらいます!」
アスカは大事そうにカードをしまう。
(なくさないように、後でラピのストレージにしまっとこう)
アスカは、思わぬプレゼントにテンションが上がる。
「渡せてよかったよ。今度、無限書庫においで」
「はい!必ず!」
アスカは敬礼して、スキップでもしそうな軽やかな足取りでその場から離れていった。
「ユーノ君とアスカ君が知り合いだったなん
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