第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change6:悪魔の決闘・前編〜Those who try to change〜
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・・』
どうやら仲間の非難の声はしっかり届いているようだな。
その後、二人は通信で部長から何かの支持を受けて了承し体育館から出て行く。
『ま、待て!?まだ勝負はついていないわ!!』
『ここはこのゲームの重要拠点になる場所よ!?』
逃げていくイッセーと小猫に驚いている兵士三人と戦車。
まあ、二人が見たとおり重要拠点の確保を放棄したように見えるが、おそらく先ほどの通信による指示と今の行動から察すると…
ドゴォォォオオォォォン!!!!!!
二人が体育館から逃げ終わった途端、高出力の雷が体育館に直撃した。
―○●●●●○―
「撃破ですわ」
〔ライザー様の兵士三名、戦車一名。戦闘不能〕
俺―――兵藤一誠は部長の指示通りに俺達が囮になり、体育館に敵を集めて、重要拠点の体育館ごと朱乃さんが敵を撃破する部長の作戦は見事に成功した。
「それにしてもすげえな朱乃さん…」
そういえば以前木場から朱乃さんについて教えてもらったことがあったな。
『『雷の巫女』…朱乃さんの通り名であり二つ名だよ。部長はまだ悪魔として成熟してないから朱乃さんの名前を知る人は少ないけれど、それでも一部の悪魔には知られていて有名な人だよ』』
雷の巫女…あんなのにお仕置きされたら俺完全に終わるぞ!!!!!
………朱乃さん葉絶対に怒らせないようにしないようにしよう・・・うん。
「やったな、小猫ちゃん」
「……触れないでください」
「洋服破壊のこと?大丈夫だよ見方には使わないから」
「……それでも最低な技です」
どうやらこの技で、小猫ちゃんに本格的に嫌われてしまったようだな。
「ま、待って小猫ちゃん!」
俺は先に行こうとする小猫ちゃんを追いかける。
ドオォンッ!!!!
突然の爆砕音が発生し付近に砂煙が舞う。俺は砂煙の発生源を見てみると・・・
「こ、小猫ちゃんッ!!!」
そこにはさっきの爆発でできたであろうクレータの中央に煙を上げながら倒れている小猫ちゃんがいた。
俺はすぐさま小猫ちゃんの下に駆け寄り抱きかかえる。
小猫ちゃんはさっきの爆発のせいか、きていた制服はあちらこちらぼろぼろになっていて、体の数箇所から出血している。
「撃破」
突然、なぞの声がした。俺は声の主の方向へと見上げるとそこには悪魔の翼を出しながら人影が一つ…フードを被っており、まるでRPGに出てくる女魔導士の格好をした女性が浮遊していた。
確かあれは部室でライザーのやろうとディープキスをしていた奴だ。しかもあいつ確かラ
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