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Deover Fears
禁忌の魔玉使い
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少女が去った路地裏には先程の民間人と
警察、そして先程の頭を撥ね飛ばされた
魔玉不適生者がいた。
魔玉不適生者は頭を撥ね飛ばされて
死んでいる。

警官1「高濃度魔玉。雷天です。」
?「解析ご苦労。」

その場にいた警察は、
いかにもという警官が一人と、
頭に青色の帽子を被った青眼の少年とも
とれる人が調査に当たっていた。

警官1「しかし、魔素が付着してないから
魔玉による殺害ではないですね。」

?「魔玉が付着してない?
外的要因での死亡か?」

警官1「そのようです。ソーマ総長。」
ソーマ「総長と呼ぶな。まだ未熟だ。」

ソーマと呼ばれた少年は、警官から
視線をそらし、不適生者の家へと
入っていく。
そこにも別の警官が捜査を進めていた。

警官2「どうやらこのブーメランが原因だと」

警官が見つけたのは鉄をくの字に曲げた
小型のブーメランだ。

ソーマ「それは直接的な死因ではないだろう。
今回の死因は頭部切断。没所とそれの場所が
ずれているし、なによりそれに血痕がない。」

警官「凶器の断定が出来そうもありません。」
ソーマ「またあいつらに頼むしかないな。」

ソーマ「全体撤収だ。」

その一言で警官は全員退却していった。
ソーマも自信の持つバイクのエンジンをいれて
何処かへ走っていった。


この事件は未解決という扱いになり、
不穏な噂がたつ煙となった。


新都心〜某所

何故か今、私の気分は最悪だ。
さっき貰った奴、まだ生きてる。
まるでゾンビだ。知性の欠片も見られないし。

別に私に死体を飾る趣味なんてない。
あるのは魔玉を取り出して、全容を見ること。
あとは私の大切な社員、後輩である
サタルスたちに託すの。この魔玉を。

?「コルガ様!第4890警備隊の消息が...」

4890警備隊...新都心左振区域の警備ね。
2087捜索隊に捜索を依頼しなさい。

?「了解です!」

今私に全容を伝えてくれたのは、
サタルスって言う私の後輩。
沢山いるから下の名前は覚えられない。
要するにサタルスは氏名のようなもの。

それで私はコルガって言う。
この会社、レミニスの社長。
レミニスについてはこれからでる
解説を参考にしなさい。

それで、さっきこの頭をくれたのは
私の知らない子。
色々関わりの広い私が知らないのだから
表向きの社会には間違いなくその子は
いない。

魔玉不適生者の頭を奪える子だし、
強い子なんだなぁって思った。
でもあの子、私に凄い警戒してた。
消えろカエレって暴言吐きまくってたから
その頭をくれたらすぐ帰るよって
いったら即行くれたわ。
ちょっと傷つ
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