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ソードアート・オンライン 結城家の次男は両手剣使いで恋人は黒の剣士
友を救え
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俺はキリトから聞いた《ホルンカの村》のクエスト・《森の秘薬》をクリアさせるため、一層最強の片手剣である《アニールブレード》を獲りに《ホルンカ》から見て西の森を入り、歩きながらキリトにクエストについて聞いている。
「でキリト、このクエストをやるにつれて西の森に出てくるモンスターって言ってたが何を狩ればいいんだ?」
「うん、リトルネペントっていうMobを倒せば良いの」
(・・・・・・やっぱりな)
西の森に行く途中で、クエストの説明文を読んでみたら、《リトルネペントの胚珠》と書いてあったから、そのリトルネペントっていうモンスターを狩ればいいようだな。
だが、俺はリトルネペントの姿と攻撃モーションがどんなのか聞いておく。
「それで、そのリトルネペントの姿と攻撃の仕方はどんなのなんだ?」
「・・・・リトルネペントはリトルって言うんだけど、身の丈は1メートル半もあって自走捕食植物モンスター。攻撃は
蔦
(
つた
)
による斬り払いと突き、そして口からの腐蝕液噴射。レベルは3でカラーカーソルの色は紫」
キリトは真剣な表情で俺に説明してくれた。
そう言えばホルンカの村に着いたときに聞いたが、キリトからモンスターにはカラーカーソルが存在して、濃い色は俺達が勝てない相手だそうだ。
すると、キリトは「でも・・・」と含みのある言葉を入れて続けて言った。
「胚珠をドロップする花付きのポップ率が1%・・・・・ううん、正式版になってからはもっと低いかも・・・・」
・・・・・・・マジかよ・・・・1%って単純に考えたら100匹に1匹じゃねぇか。
「で、でも普通のリトルペネントを倒せば出現率があがるよ!」
キリトは俺のモチベーションを立て直すように、元気よく言ってくる。その言葉のお陰で俺のモチベーションは少しだけ上がった。
「はあ・・・・正直めんどくせぇがリトルネペントを狩りまくればいいんだよな?」
まあ、デスゲームとなった今の状況で自分をさらに強くするのを怠る気はない。
・・・・俺は気合いを入れ直すように、リトルネペントを狩り始める。
森を歩いていると、索敵スキルにモンスターの反応が出た。カラーカーソルは紫でこれなら、今の俺でも1人で倒せるだろう。
しかし警戒しながらも、俺は木陰に隠れてモンスターの姿を確認した。
「・・・・・・・気色悪ぅ」
確認してみれば、そこにいたのは袋植物の胴体を持ち、下部は移動用の根が無数に
蠢
(
うごめ
)
いて、左右には葉を備えた蔓がうねり、腐蝕液を吐いたり捕食する口は頭にあり粘液のようなものを垂らしながら、そこら辺を動いていた。
その口のせいか、リトルネペントには目がなかった。
その姿の気色悪さに俺は軽く引いたが、いつ
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