第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change5:会戦の始まりと四大魔王〜Devil and transformationist〜
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開始とともに木場、小猫ちゃん、朱乃さんが部室から出て行ってしまった。いったい何しに言っているんだろう?
「イッセー、ちょっといらっしゃい」
「は、はい部長!」
すると部長が自分の太ももに手招きをしてきた。ま、まさかこれは伝説の!!!
「ここに横になりなさい」
「ありがとうございます部長!」
まさか、こんなとき部長の膝枕を堪能できるとわ、最高ですな。
「イッセー、今から貴方に施した術を少しだけ解くわ」
「え、部長?」
部長が俺の頭に手を向けると俺の中から不思議と力がみなぎるような感じがした。
「イッセー以前貴方を悪魔へと転生させるために兵士の悪魔の駒が八つ必要だった事は話したわよね?」
「は、はい。堕天使の騒動が終わったときに聞きました」
「でもね転生したばかりの貴方の体ではまだその力に耐えられなかった。だからいくつかの階層にして力の封印を掛けたの。でも修行後の貴方なら大丈夫だよ判断して封印の約7割を解いたわ」
だから、いまこんなにも戸からがみなぎっているのか。もしかして俺本当は強いんじゃないかな?
「これで終わりよ。もうたってもいいわよ」
「はい、部長」
「では、朱乃たちが戻って着たたら行動しましょうか。それにしてもイッセーよくわからないけれども気合がいつもと違うわね?」
「そうですか?でもこれは部長の将来が決まる戦いだら真剣にやらなきゃって気持ちがあるんですよ。それに・・・・」
「それに?」
俺はいまの気持ちを率直に部長に話した。
「シン、テュールさんがここまで鍛えてくれたんです。ここで勝たないと俺たちの面倒を見てくれた二人に顔向けできないですからね」
「そうね、未来のためにも…ここまで支えてくれたシンたちのためにもこのゲーム、勝ちましょう!」
「はい!部長」
こうして俺は部長の思い、シンたちの思いを背負いながらゲームに望む覚悟を改めて決めた。
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