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提督はBarにいる。
明けちゃったけど正月の騒ぎ・その2
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な位のボリュームがあるのが東北の雑煮の特徴と言える。

 関東圏は割とあっさり目。醤油ベースの汁に鶏肉、蒲鉾、ほうれん草に角餅。飾りに柚子の皮を少し。東北のボリューム溢れる雑煮に比べるとかなりシンプルだ。まぁ、地域によっては真っ黒になるくらい海苔を入れたり、肉や魚を入れないで出汁の美味さで餅を食べる地域等、差別化されていて中々面白い。


 関西になると餅は角餅ではなく丸餅。醤油ベースもあるが、白味噌ベースも増えていく。出汁を取る具材も鰹と昆布ばかりでなく、いりこやスルメ、殻ごと焼いた海老から出汁を取る、なんて地方もある。この辺の違いを知っておかないと、正月に結婚相手の実家に帰って赤っ恥……なんて事態が待っていたりする。気を付けよう。

「そういえば、提督はどんなお雑煮を作ったんですか?」

 餅を引っ張りながら朝潮が尋ねて来た。

「俺か?俺は普通のじゃ飽きるかと思ってちょいと風変わりな奴を幾つかな」

《蕎麦にもマッチ♪鶏ごぼう汁》

・鶏モモ肉:200g

・ごぼう:1本

・長ネギ:1/2本

・水:600cc

・醤油:大さじ3

・みりん:大さじ1.5

・酒:大さじ1.5

・塩:少々


 年末年始、蕎麦にも餅にも合うので大活躍してくれるレシピを1つ。鶏モモ肉は一口大にカットし、ごぼうはささがきに、長ネギは斜め切りにする。

 鍋に水を張り、沸騰させたら鶏肉とごぼうを入れて煮る。その際、かなり灰汁が出るので細かく掬う。

 鶏肉の色が変わったら斜め切りにしたネギを入れ、ネギが柔らかくなったら調味料を加え、醤油の角が取れるまで煮込む。

 丼に餅か蕎麦を入れ、汁を注げば完成。



《中華風!サンラータン雑煮》※分量2人前

・切り餅:2〜4個

・お好みのキノコ(椎茸、しめじ、えのき等):100g

・干し椎茸:1枚

・卵:1個

・人参:5cm

・鶏ガラスープ:500ml

・醤油:小さじ1

・塩、胡椒:少々

・酢:小さじ1

・ラー油:小さじ1〜2

・糸唐辛子、万能ネギ:お好みで

 年末年始の疲れた胃に優しい酸辣湯風の雑煮。まずは干し椎茸を水に30分程浸けて戻す。時間がなければチンしてもOKだ。キノコは同じ大きさに切り揃えて、人参は千切りに。

 鍋に顆粒の鶏ガラスープを溶かした水を入れ、椎茸の戻し汁を大さじ2〜3加えて中火で温める。干し椎茸も5mm幅に刻んで鍋の中に。

 人参を鍋に入れて3分程煮たら、キノコを加えて更に煮る。野菜に火が通ったら卵を溶いて回し入れる。

 餅をこんがりと焼き、器に入れたらスープをかけ、酢とラー油をかける。好みで香菜を散らしたら完成。



《意
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