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御使いのいる家 ぱ〜と5
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く裂し、モヒカンは吹き飛んだ。

「ぐっはぁぁーーーーッ!?」
「は、ハゲのおっさん……な、なんでおれを助けてくれたんだ!?」
「あのモヒカンは確かに愚かしかったが、貴様の世に対する甘い認識がなければ危機にも陥らなかった。これからは我が怒りを買わぬよう己を見直して生きるがよい!」
「うわぁぁぁ〜ん!!おれ、おれハゲのおっさんのこと誤解してたよぉ〜〜!!」

 こうして少年の間違った精神は正され、無事に事件は解決。
 安心して緊張の糸が途切れたのか、その後小学生は暫く泣き続けた。

 数分後。

「子供を泣かすだけに飽き足らず一般市民に暴行するなんて信じられんッ!!」
「先ほどは後れを取りましたが今度は現行犯!!町の秩序のため、神妙に縛につきなさいッ!!」
「何故だぁぁぁーーーーーッ!?何故こやつらは我が一分の偽りもない説明を理解せぬ!?うぐぐぐ、これだから愚かな旧人類はぁぁぁーーーーッ!!」
「ああっ、ハゲのおっさぁぁぁーーーーーーんっ!?」

 その後、小学生に事情を説明してもらってなんとか豚箱行きを免れたドクトリンであった。
 
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