アインクラッド篇
1話 始まりの日
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2人、いや、1人増えただけでも不味い。その1人が死んだ時のクラインの恨むような眼を想像し、途端に恐怖に煽られた。
「................そうか。分かった、ならここで別れよう。なにかあったらメッセージ飛ばしてくれ.............じゃあな、クライン」
俺は足早にその場を去ろうとする。
「................キリト!」
突然呼ばれ、後ろを振り向く。
「おめぇ、ほんとは案外可愛い顔してやがんな、結構好みだぜ!」
なんと心の広い男なのだろう、普通なら恨んでもおかしくないこの状況で。
「お前のその野武士ヅラの方が10倍似合ってるよ!」
そう返し俺は次の街へと全力で走る。
これが悲劇の幕開けとも知らずに。
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