―太陽―
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」
「甘い! 僕はセメタリーの《D−HERO ディシジョンガイ》のエフェクト発動! 僕が効果ダメージを受ける時、このモンスターを手札に戻すことで、そのダメージを無効にする!」
ただし同じ効果が二回通用するほど、エドも甘い相手ではなく。《重爆撃禽 ボム・フェネクス》による火炎弾の爆撃は、いつの間にやら墓地に送られていたモンスター、《D−HERO ディシジョンガイ》の効果で阻まれる。
「……魔法カード《アドバンスドロー》を発動! レベル8であるボム・フェネクスをコストに、カードを二枚ドローする」
ならば攻撃――といきたいところだが、《重爆撃禽 ボム・フェネクス》は、自身の効果を使ったターンに攻撃することは出来ない。最初のバーンダメージを与えてくれたことに感謝しながら、レベル8モンスターをコストに二枚ドローする魔法カード《アドバンスドロー》によって、リリースして二枚のドローに還元する。
「さらに墓地の《置換融合》の効果。墓地の融合モンスターをエクストラデッキに戻すことで、カードを一枚ドローする!」
さらに《重爆撃禽 ボム・フェネクス》の融合召喚に使用した魔法カード《置換融合》は、融合モンスターをエクストラデッキに戻し、自身を除外することで一枚のドローとなる。よって計三枚のカードをドローし、再び手札は潤沢な状態に戻っていた。
「俺は《音響戦士ギータス》のペンデュラム効果を発動! 手札を一枚捨てることで、デッキから《音響戦士ベーシス》を特殊召喚!」
そして展開の起点はやはり、《音響戦士ギータス》のペンデュラム効果。手札一枚をコストに、デッキに残る最後の音響戦士こと《音響戦士ベーシス》を手札に加える。
「さらに墓地の《音響戦士ドラムス》の効果! このカードを除外することで、フィールドの音響戦士の属性を変更する!」
《重爆撃禽 ボム・フェネクス》の融合素材となった音響戦士、《音響戦士ドラムス》が自身の効果により、フィールドの音響戦士の属性を変えつつ除外される。しかして今回の属性変更は対した意味を持つものではなく、《音響戦士ドラムス》が除外された、という結果こそが重要だった。
「そして墓地の《音響戦士サイザス》は、自身を除外することで、除外ゾーンの音響戦士を特殊召喚する! 来い、《音響戦士ドラムス》!」
同じく《重爆撃禽 ボム・フェネクス》の融合素材となっていた《音響戦士サイザス》の効果により、《音響戦士ドラムス》が除外ゾーンを経由してフィールドに戻る。これで二体の音響戦士がフィールドに並ぶが、音響戦士は単独で戦闘をこなすステータスはない。
そんな音響戦士たちのもとに駆けつけるかの如く、俺のフィールドに展開していた二つの光柱がさらに輝きを放っていき、上空に魔法陣が形成される――ペンデ
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