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遊戯王GX−音速の機械戦士−
―太陽―
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「だが、これで装備魔法はなくなった。ディストピアガイのエフェクト発動! このモンスターの攻撃力を元々の攻撃力に下げ、相手のカードを破壊する! ノーブルジャスティス!」

「ライフ・ストリーム……!」

 ただしこの効果では受けるダメージを減らすことは出来ずに、《D−HERO ディストピアガイ》による効果破壊には耐えられず、あっけなく《ライフ・ストリーム・ドラゴン》は破壊されてしまう。

 それでもエドにもう攻め手はないらしく、《ライフ・ストリーム・ドラゴン》は俺のライフを守りきってくれた、と言っていいだろう。

「カードを二枚伏せ、ターンを終了する……相変わらずしぶといな、お前は」

「お褒めの言葉どうも……俺のターン、ドロー!」

 これでこちらのフィールドは文字通りがら空きになり、エドのフィールドは《D−HERO ディストピアガイ》に《D−HERO ドグマガイ》、さらに二枚のリバースカードにフィールド魔法《幽獄の時計塔》。

 勝っているのはライフポイントぐらいというこの状況で、ドローしたカードで反撃の狼煙を上げる――と、言いたいところだが。こちらのターンのスタンバイフェイズ時、運命を操るD−HEROたちが行動を開始する。

「《D−HERO ドグマガイ》のエフェクト発動! 相手ターンのスタンバイフェイズ時、相手のライフを半分にする! ライフ・アブソリュート!」

「ぐっ!」

遊矢LP2400→1200

 まずは《D−HERO ドグマガイ》の効果により、こちらのライフポイントは半分に減ずる。先のターンに《ライフ・ストリーム・ドラゴン》に回復してもらったというのに、こうもすぐさま削られる姿に戦慄してしまう。

「さらに相手ターンのスタンバイフェイズ時、《幽獄の時計塔》は新たな時を刻む!」

 そしてフィールド魔法《幽獄の時計塔》もまた、こちらのターンに運命の針を進めていく。今は六時を示しており、あれがもう一度零時に針が向いた瞬間、こちらの戦闘ダメージは一切通じなくなってしまう。

「俺はカードをセット! さらに通常魔法《ブラスティング・ヴェイン》を発動し、セットカードを破壊し二枚ドロー!」

 どちらも大量に展開しているように見せて、もはやお互いに満身創痍。このデュエルは最終局面を迎えようとしており、ならば召喚されるのはこのモンスターに他ならない。

「破壊されたのは《リミッター・ブレイク》! その効果により、デッキから《スピード・ウォリアー》を特殊召喚する!」

「……来たか……」

 セットカードを破壊して二枚のカードをドローする魔法カード《ブラスティング・ヴェイン》と、破壊時に除外ゾーン以外のあらゆる場所から《スピード・ウォリアー》を特殊召喚するサポートカード《リミッター・
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