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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜翼人?うっそだぁ〜
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なんですか?」

「なのは?そうだなぁ・・・・十年前に事件を一つ解決して、その半年後にもう一個・・・・それだけだな」

「確かその事件って・・・・・」

「おや、さすがにフェイトの補佐。知ってるか。P・T事件に闇の書事件な。あんときにちこっと協力したぐらいだな」

「でもそれから十年間って何してたんです?」


「あ?おー、えーーーっと・・・・・」



そこで蒔風が言葉に詰まる。


(どこまで話したもんかなぁ・・・いつもだったらホイと話すけど、なのはの教え子たちの前だからなぁ・・・・・)




蒔風が腕組んで考え込んでいると、そこに珍しい客が現れた。



「舜君、ここにいたんだ」


なのはである。
それだけでなく、フェイトやはやてまでいる。


突然の隊長部隊長三人の登場に、ティアナ達四人のフォワード陣がびっくりして立ち上がった。

「な、なのはさん!?」

「あ、スバル、私たちも一緒で言いかな?」




「は、はい!!大丈夫です!!」



そうしてなのは達も会話に加わる。

そうそうたるメンバーにスバルはテンションが上がり、ティアナが恐縮してしまった。
そんな中でもスバルはゴーイングマイウェイ。

ちょうどいい、となのはに声をかける。


「あ、そうだ。なのはさん、聞いてもいいですか?」

「なにを?」

「十年前のことですよ!「翼人」が出たって本当ですか!?」



ブホウ!!



あまりのストレートな質問に、蒔風が噴き出し、なのは達があはは・・・と笑う。



『どこまで話すよ?』

『舜君の気分でいいんじゃない?』

『でもお前さんが狙われるって話だぜ?』

『う〜〜〜ん・・・・・』



蒔風となのはが念話で話し合う。
確かに、自分たちの教導官(先生)の命が狙われるだなんて言われたらショックだろう。


『うまく隠して離せないかな?』

『おれぁ欺くのはできても嘘つけない人間なんだよ』



念話ばかりしていっこうに黙ったままのなのはと蒔風に、エリオが聞いた。



「じゃあ、蒔風さんはなんで来たんですか?」

「そうですよ。十年も会わないで、どこで何をしてたんですか?」



更にキャロまで乗っかって、蒔風に好奇心に満ちた視線が向けられる。
それに蒔風がうろたえ、あーーー、とかうーーとかうなる。


頭をガシガシと掻いて、顔に手を当てて、考えてから、やめた、と言って話し始める。



「やめたやめた。どーにも隠し事はできん。正直に話そうか。びっくりすんなよ?」




そして蒔風が話しだす。


その
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