第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change2:山岳での修行〜Devils informed of weakness〜
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お願いできるかしら?」
「わかりました、リアス部長」
俺はリアス部長の合図の下みんなの前に立った。
「さて、これから俺の監修の下で俺とテュールでみんなには修行してもらう」
「えーーーー!!??」
イッセーが驚いているが、かまわず話を続ける。
「とりあえずみんなの力量を判断したいから俺と手合わせをして・・・「ちょっといいかな?」どうした木場」
俺が話していると木場が質問してきた。
「何でシン君が僕たちの修行の監修をするんだい?」
「ああ、先日の件で俺の客観的な判断で俺とテュール以外はあのライザー・フェニックスに対抗するには力量と経験が圧倒的に足りないと判断し、リアス部長と相談して俺がみんなの修行の監修をすることになったからだ」
「シン君は修行はしないのかい?」
「俺は現状でもあのライザーの眷属に単騎で挑んでも勝てるからな。だいたい昨日のライザーの立ち振る舞いであいつの実力は数秒でわかる」
「なるほどね、でも僕たちよりも強いのかい?」
なるほど俺の実力がわからない以上修行相手として足りているのかを聞いているんだな。
「まあ、今から俺と一対一でみんなと手合わせするからそれから判断してくれ」
「わかったよ」
手合わせ一本目:木場
「じゃあ、始めようかシン君」
木場は剣道などで使われる木刀を構えた。
「そうだな」
俺は木製で刃がないコマンドナイフを右手に持ち構えた。
「シン君の持っているのは?」
「ああ、この形の武器はコマンドナイフといってな、長い木刀を使うよりこっちのほうが汎用性が高いから俺はこれを使わせてもらう」
そしてお互いが対面するように構える。木場は剣道の構え、俺はコマンドナイフを持ちながら近接格闘の構えを取る。
「行くよ!」
そして木場が先に攻撃をしかけてきた。しっかりと俺の頭部を狙っているが、
「動きが正直すぎるぞ木場」
俺は上から来る木刀を木製のコマンドナイフをクナイのような持ち方に変えてで木場の剣戟をを大きくそらし、再びコマンドナイフを持ち直し、そのまま木場の首元にに突きを繰り出す。
「くっ…!」
木場は俺の突きを紙一重でよけて、いったん距離を置いて先ほどの二倍の速さで俺に突撃してくる。よく見たことないからわからなかったが、これが悪魔の駒”騎士”の特性か。だが速さが変わっただけで動きは先ほどと同じだがな。
「甘い」
「な、何っ!?」
俺は木場の突撃を一歩ぐらいの距離でかわし木場の両手をはたき木刀を木場から離す。そして木場の右腕を拘束し木場の首下にコマンドナイフを突き立てる。
「ははは…降参だよ」
木場の降参を聞き俺は拘束を解く
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