進路指導のウィザード
悪魔対はぐれ魔法使い
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たんだ!貴方達がここに来る事自体、私達は驚いていると言うのに」
「そりゃそうさ。俺が索敵やら敵の記憶を見て、探知させたに決まっているだろう。お前らはバカなのか?」
「ですがそちらには『若手四王』のグレモリーとシトリーまで居るのは何故ですかな?」
「そりゃ俺らが呼んだからに決まってるだろ。本来ならお前ら雑魚共を俺達でやるんだが、どうにもコイツら悪魔達が駒王学園襲撃してきた事に怒っている。俺よりも悪魔達と戦いたいらしいじゃねえか、まあお前らの目的はフェニックス関連でウチのレイヴェルを捕虜しに来た様子だったが誤算が生じた。戦慣れさせとく良いきっかけを作ってくれた事に感謝するが、お前らの目的はフェニックスよりも悪魔らと戦いたいから用意してやったぜ」
メフィストから聞かされてたが、協会が評価したと言う悪魔の力と言うのを試しに相手をしてみたいとね。強い若手悪魔であるが、魔法を乱暴に使う輩は魔力と魔法の超決戦と言うお遊びに付き合うぐらい暇ではない。
学園に来た輩全てを捕獲して冥界送りにし、アイツらがリーダーと呼ぶ者が一体誰なのか。開始の合図代わりに炎・水・氷・雷・風・光・闇、俺で言うエレメンツ属性を魔法が向けて放たれる。
「全く合図がそれと言うのもどうかと思うが、ここはソーナ達に任せる」
「使役してる魔物の群れもフェンリル親子が粉砕してますが、ここからは私達がやりますので後方へ待機を。そんなにやりたいのであれば、私達若手悪魔の実戦経験するには丁度良い戦ですね。・・・・では私達の力と言うのをお見せしようじゃありませんか、駒王学園を襲った者達への二の舞に!」
「フェンリル親子!一旦俺らのとこまで戻って来い!俺らは待機だ!」
「攻撃開始!」
前衛であるゼノヴィアが飛び出し、エクス・デュランダルを大振りに振るい襲来して来る魔法の数々を聖なるオーラで叩き落とす。叩き漏れはこちらに来るが、無効化により問題ないので心配無用。
ロスヴァイセもフルバーストをし、ゼノヴィアをサポートによる連携攻撃。今現在居たであろう魔物の群れが消滅し、漏れた攻撃がこちらに来ようとすると『戦車』由良が手元に何かを出現させたらデカい盾だな。
「広がれッ!我が盾・・・・『精霊と栄光の盾(トゥインクル・イージス)』よッ!」
盾から輝きが広がり、巨大なシールドとなって空間の半分を埋め尽くす盾は漏れた魔法攻撃のほとんどを受け切って見せた。アザゼルが作り出した人工神器で、精霊との契約によって多様な防御特性を発揮する盾。属性を付与させてヨーヨーの様な飛び道具としても利用可らしいが、元々精霊と契約出来る確証得たのは俺が使う精霊術師からだろう。
「アレは一真やコーティカルテのような力を持つ盾なのか?」
「それに似た感じだな。精霊と言っても
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