暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真・恋姫†無双 〜四点結界〜
[9/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、華琳が号令をかけた。


「狙うは足!!!!!片足に向かって集中攻撃だ!!!!!皆、魂を燃やせ!!!!誰一人として死ぬことは許さない!!!!!」

「「「応!!!!」」」



四人が駆けだす。


翠が風足で「欠片」の左脚を駆け上がり、その膝であろう部分を突き貫いた。


風足によって高速化しているその切っ先で突かれれば、ただで済むとかいう問題ではない。
さらにいえば翠は十字槍「銀閃」を回転させて突いた。

それはさながら掘削機のように「欠片」の膝を砕き、抉り、半分ほどにまで貫通した。


そしてその穴から右半分を、明命が刀「魂切」で切り裂いた。



「欠片」の身体がゆっくりと崩れ、片膝を突く。
だがそんな傷跡はすぐに回復する。

左手を使ってその体を持ち上げようとする巨大な「欠片」
しかし、その体は再び崩れることとなる。


「おりゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」



鈴々がついた左手首を「蛇矛」にて一刀両断し、その体を支えきれなくなったからだ。

溜まらず両膝をついてなんとか上体だけはおこす「欠片」
しかし、この覇王がそこで止めるはずもなかった。


ジャキッ!!!!!!




「欠片」の左胸に華琳の大鎌「絶」が突きささる。
地上にはそれを投げた姿勢の華琳がおり、傍らには明命だけがいた。

「翠!!!そこよ!!!!引き裂きなさい!!!!」

「応さ!!!!うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!りゃああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」



翠が「欠片」のその場所に現れ、片手に「絶」もう片手に「銀閃」を握って一気に回転しだした。


独楽のように回転するその刃によって、「欠片」の胸が次々と抉れていき、掘り進められる。



ギイガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!



だがそれを黙って見ている「欠片」でもない。
その巨大な手のひらで翠を押しつぶそうと腕を振りあげる。


しかし、それは実行されない。


それはそうだ。
これだけ高速回転する刃を持っている翠に触れようとするならば、その手が細切れになるのは必須!!!!

指が切断され、手のひらが消滅する。



そしてそんなことも意に介さず、翠が回転を続け、ついに見つけた。





「!!!!!!!そこぉ・・・・・・・・・だぁッ!!!!!!!」






回転を止め、一気に振りかぶって銀閃と投擲する翠。
銀線はまさに銀の一閃と化し、「欠片」の胸を貫き、背中から飛び出す。


銀閃の先には白
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ