第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真・恋姫†無双 〜四点結界〜
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れに合わせて秋蘭も跳躍する。
龍牙を回転させてから弓に添え、弦を引いて目標を睨みつける。
だがその目標は「欠片」に隠れて見えない。
しかし
「秋蘭!!!目標、あなたから左に三十度の方向、距離二区画分!!!!眉間をぶち抜きなさい!!!!」
「応!!!」
地上からその位置を観測した桂花が目標の位置を伝える。
それを信じ、秋蘭が弓に思いを込め、龍牙を放つ!!!!
ゴッ!!!!ボヒュッ!!!!!ガゴォオン!!!!!!!!
空を裂き、巨大な「欠片」の眉間をぶち抜いて、秋蘭の放ったそれが城壁に到達する。
寸分たがわず目標の札に命中し、城壁ごとそれを破壊する。
「よし!!!!」
「やったぁ!!!ってうわ!!このぉ!!!!」
秋蘭が空中でガッツポーズをとり、季衣が喜んでいると、そこに「欠片」が出現し、それを鉄球でなぎ払って行く。
星と秋蘭もすぐに季衣のところに集まって来るが、星の龍牙は瓦礫の中、秋蘭の矢もそろそろ尽きてきたところだ。
と、そこに大通りのすぐ真上、本当にすぐそばの真上を朱雀が飛び去り、その後を迦桜羅が追う。
その衝撃波に地上の「欠片」がすべて吹き飛び、周囲が開ける。
「今だ!!!行くぞ!!!」
秋蘭の掛け声に皆が駆けだし、城壁の方へと向かった。
何はともかく武器だ。
そこなら詰め所に矢があるし、星の槍も回収できる。
朱雀のおかげで難なく到着し、矢と槍を回収する四人。
だがそこから出てきた瞬間、上空の迦桜羅が口から炎弾を吐いてくる。
その数三弾。
しかし皆がその場から逃げ出そうとした瞬間、朱雀が星たちの目の前に飛び込み、翼を広げてその腹で炎弾を受け止める。
キャルオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!
炎弾の爆発に朱雀も星たちも呑まれ、迦桜羅が勝利の咆哮を上げる。
だがそうはならない。
炎が渦を巻いて一カ所に集中しだし、消えていく炎の中から朱雀が姿を現した。
その口に集まった炎を思いっきり吐き出す朱雀。
その攻撃を避け、迦桜羅が旋回して距離をとり、朱雀に突進しようと翼をはためかす。
朱雀もその背に星たちを乗せ、同じ上空に上がってそれに応対する。
『皆さん!!大丈夫ですか!?』
「大丈夫じゃないわよ!!死ぬかと思ったわ!!!!」
『大丈夫ですね!?それだけ言えてればまだ余裕なほうです!!!!』
「お主は大丈夫なのか?朱雀」
『お恥ずかしながら、力としてはあ
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