暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真・恋姫†無双 〜四点結界〜
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「らあッ!!!」

「主!!!これで終わりですじゃ!!!!」

「了解!!」


ドォン!!!!!



蒔風が最後の敵を圧水砲で吹き飛ばす。








蒔風の方には使役獣が来ていない。
故に楽に終わったと思った蒔風だが、そうはならなかったのだ。


こっちの支点は黒い石だった。


それを見つけ、接近すると、「欠片」どもが案の定現れてきたのだが、普通の物とは違っていた。



「あぁ!?なんだよあの「欠片」!!!!」

「どうやら「奴」が今まで回った記憶を元に創られているようですのう」

「ンなこたわかってら!!!あーーん?セフィロスにリュウガにウィツァルネミテアにアックアだと!?」

「まだ出てくるかもしれん!!!」

「チッ・・・・・・・玄武、わかってんな?絶対その姿から元に戻んなよ!?」

「わかっておる!!」



そして蒔風が走り出した。
戦闘そのものは長引きはしたが苦戦はしなかった。

所詮は紛い物。しかも「奴」が再現したモノの、さらに二番煎じなのだから当然だ。



最後にはセフィロス・レプリカを圧水砲で吹き飛ばして、そのまま遠くのサラマンドラに命中させて殲滅を完了。
黒い石を破壊して、支点がすべて失われた。




だが





「なぜだ・・・・・・・なぜ結界が破壊されない!!??」


蒔風が玄武を通して青龍たちに連絡を取る。
本当に破壊したのか、と



『しましたよ!!こっちは「火」と書かれた札を!!』

『僕の方だって翠がやってくれたよ!!!白い羽織!!あれ消えたら支点の気配もなくなったよ!?』

『我らは店の柱でしたな・・・・・愛紗殿が確かに・・・・・・・』



「どういうことだ・・・・・・・確かに支点の気配は消えている・・・・・なぜだ・・・・・・・・・・・・・!!まさか!!!」




蒔風が城の方を睨みつける。
そっちには恋達がおり、皆を守っているはずだ。




「・・・・・・・・・!!!!!!!まずい!!!!やられた!!!!」

「どうしたのじゃ!?」

「クソッタレ!!!!これは四点結界じゃない!!!!五点・・・・五行結界だ!!!!!」


「な!?」



「東に「木」の柱、南に「火」の札!!!」

「五行において残りの西は「金」、北は「水」で・・・・・そうか!!!」

「色であらわすと西の「金」は「白」で、北の「水」は「黒」だ!!!!」


「ではまさか!!!!」


「このままでは城が
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