第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真・恋姫†無双 〜四点結界〜
[12/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
-----------------------------------------
「らあッ!!!」
「主!!!これで終わりですじゃ!!!!」
「了解!!」
ドォン!!!!!
蒔風が最後の敵を圧水砲で吹き飛ばす。
蒔風の方には使役獣が来ていない。
故に楽に終わったと思った蒔風だが、そうはならなかったのだ。
こっちの支点は黒い石だった。
それを見つけ、接近すると、「欠片」どもが案の定現れてきたのだが、普通の物とは違っていた。
「あぁ!?なんだよあの「欠片」!!!!」
「どうやら「奴」が今まで回った記憶を元に創られているようですのう」
「ンなこたわかってら!!!あーーん?セフィロスにリュウガにウィツァルネミテアにアックアだと!?」
「まだ出てくるかもしれん!!!」
「チッ・・・・・・・玄武、わかってんな?絶対その姿から元に戻んなよ!?」
「わかっておる!!」
そして蒔風が走り出した。
戦闘そのものは長引きはしたが苦戦はしなかった。
所詮は紛い物。しかも「奴」が再現したモノの、さらに二番煎じなのだから当然だ。
最後にはセフィロス・レプリカを圧水砲で吹き飛ばして、そのまま遠くのサラマンドラに命中させて殲滅を完了。
黒い石を破壊して、支点がすべて失われた。
だが
「なぜだ・・・・・・・なぜ結界が破壊されない!!??」
蒔風が玄武を通して青龍たちに連絡を取る。
本当に破壊したのか、と
『しましたよ!!こっちは「火」と書かれた札を!!』
『僕の方だって翠がやってくれたよ!!!白い羽織!!あれ消えたら支点の気配もなくなったよ!?』
『我らは店の柱でしたな・・・・・愛紗殿が確かに・・・・・・・』
「どういうことだ・・・・・・・確かに支点の気配は消えている・・・・・なぜだ・・・・・・・・・・・・・!!まさか!!!」
蒔風が城の方を睨みつける。
そっちには恋達がおり、皆を守っているはずだ。
「・・・・・・・・・!!!!!!!まずい!!!!やられた!!!!」
「どうしたのじゃ!?」
「クソッタレ!!!!これは四点結界じゃない!!!!五点・・・・五行結界だ!!!!!」
「な!?」
「東に「木」の柱、南に「火」の札!!!」
「五行において残りの西は「金」、北は「水」で・・・・・そうか!!!」
「色であらわすと西の「金」は「白」で、北の「水」は「黒」だ!!!!」
「ではまさか!!!!」
「このままでは城が
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ