外伝 ダンまち編 その2
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そしてゲーム当日。
神様達はオラリオの神さまのみが通されるバベルの30階へと集まり、今か今かと戦争遊戯の開始を待っていた。
この時ばかりは神の地上でのアルカナム禁止の一部制限が解除され、遠視のモニターを操り戦争遊戯を観戦することが許される。
この力はオラリオの街全体へと行き渡り、その住民の全てが観賞する権利が与えられる。
本来はお祭り騒ぎに発展するような催しも、今回の規模ではいまいち盛り上がらない。
だが…
「なんや、ファーイたんとことゴブニュんとこも不参加かいな」
「ああ、ロキか」
「しゃーねぇだろ。心情的に見れば今回はあいつらの方に付きたいくらいだったからな」
二人の神も一緒になって作られた二つの宝具。それによって起こったいさかいでもあるのだ。
「と言う事は、ロキの所も?」
「ウチの団長が絶対に参加せーへんって言ってきかんねん。絶対に勝てない、とまで言うとってたわ。そこんとこ、どーなん?」
そうロキがヘファイストスとゴブミュへと問いかけた。
「実際は分らないわ。私達は彼らが戦っている所を見た事は無いもの…でも公式には彼ら、レベル3らしいわね」
普通に考えて勝ち目などないとヘファイストス。
「そうさな、だが…ウチのあのバカが久しぶりに【ステイタス】の更新をせがんできたから見てやったが…相当経験値を溜め込んでいたようだ。レベルアップするくらいにな」
「はー、それでレベルは幾つなん?まぁ、幾らなんでも頂点(レベル7)オッタルを打倒できるレベルじゃないわな」
と言うロキの軽口に口をへの字に曲げるゴブニュ。
「え、何?どうしたん?」
「パンドラ、あなたは心配では無いの?クランと言ってもあなたの子供と言って差し支えないのでしょう?」
そうヘファイストスが暢気に料理を突いているパンドラに問いかける。
「心配?なんで?」
「何でって…それは、これだけ戦力差は明確なのよ?連合軍の中枢にはフレイヤ・ファミリアのメンバーがほぼ全員居る訳だし、そこには当然『頂点』も居るのよ?」
「あー、そう言うこと。んー、でも。心配はしてないよ」
「どうして?」
「だって、アオくん達だからね」
答えになってない答えに若干ヘファイストスは呆れた。
神たちの雑談をよそに戦争遊戯は始まりを迎える。
大勢のオラリオの住民に見守られながらも草原に赴く五人の表情はそこまで険しい顔をしていない。
「いやぁ、まいったまいった。まさかここまでやっかみが酷いとは…」
「まぁ、あんなもの作ればそりゃそうなるだろ。歴代の賢者と呼ばれた者たちでも作れないほどのものだぞ?」
そう団長の言葉にアオが呆れながら返す。
「だが、後悔は
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