暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
作り置き可能!激ウマソースレシピ&常備菜特集・その2
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
がこの金剛の服装だ。見た所出撃にも耐えられるように作られているようだし、まさかと思って尋ねたのだ。

「あ〜、それは大丈夫ネ。これは通販で買ったヨ」

「つ、通販?」

 それもそれで問題なんじゃなかろうか。もしも艦娘の制服の技術が漏洩していて作られた物が通販の商品として流通しているとしたら……エラい事だ。

 艦娘の制服は普通の服に見えるが妖精さんの謎とミステリー、それと多少のロマンの詰まった技術によって出来上がっており、深海棲艦の攻撃をある程度吸収する防御力を兼ね備えている。そんな技術が流出していて、国外に持ち出されたりしたら一大事だ。

「あ、大丈夫ヨdarling。通販って言っても鎮守府でしか頼めないネ」

「はっ?」

 金剛はそう言うと、何やらゴソゴソやってこちらに一冊の雑誌……というか軽い辞典位の厚みの本を差し伸べてきた。そこには、

『明石酒保限定・明石セレクションカタログ』

 の文字が。中を見ると、艦娘の制服と同じ技術が使われたメイド服やチャイナドレス、はたまた水着やらナース服、ミニスカポリスなんてどこのイメクラだよって服やら、ハイスペック過ぎるパソコンやら果ては毒物の間違いなんじゃないかと疑いたくなるような食料品まで、数多くの商品がラインナップされていた。

「うわぁ……なんじゃこりゃ」

 パラパラと冊子を捲っていくと、最後のページに『発行元:大坂鎮守府』の文字が。あぁ、あそこか……と妙に納得し、俺はそっと冊子を閉じた。濃い面子を揃えた人外魔境と呼ばれる大坂鎮守府、あそこならやりかねん。……ウチも別の意味で魔境呼ばわりされているらしいが、そんなのは棚上げにしておく。

「そういえば他のみんなも買いに来てましたネー」

 ……いや、皆まで言うなよ?その皆が示す物は何となく解っているから言うなよ?あいつらがそんな俺を刺激するような服を見つけて買わない訳がねぇからな。

『後で明石に亜鉛でも頼んどくか……』

 あぁ、明日からの嫁艦共の攻勢が目に浮かぶ。それを振り払う為にも、調理を続けよう。




 お次は使い道が様々ある、タレを何種類か。

《手軽に韓国の味!コチュジャンソース》

・コチュジャン:大さじ2

・みりん:大さじ1.5

・レモン果汁:大さじ1

・醤油:小さじ1

・砂糖:小さじ1

・ごま油:小さじ1

・塩:小さじ1/2


 作り方は混ぜるだけ。葉物野菜と食べる韓国風の刺身や、豆腐、サラダに肉と使い道が中々広い。作っておくと醤油味などに飽きてきた時などに重宝したりする。冷蔵庫で半月は保つぞ。お次は野菜がモリモリ食べたくなる味噌ダレをご紹介。



《キャベツやキュウリが止まらない!特製味噌ダレ》


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ