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提督はBarにいる。
提督と艦娘達の夏休み〜夏の新メニュー開発編・2〜
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蕎麦を盛り、鶏肉、ネギを盛ったら上からつゆをかけて完成。


「ハイよ、山形名物『冷たい肉蕎麦』だ。お好みで一味か七味をかけてな」

 辛いのが好きな川内は、嬉々として七味を大量にかけている。その姿に若干引きながらも、夕張と江風は一口味見をしてから唐辛子を振るかを決めるつもりのようだ。

「普通肉蕎麦っていったら牛肉だけど……」

「鶏肉だから結構アッサリとしてんなぁ」

 夕張はそのまま食べているが、江風は少し辛味が足りなかったのか七味を軽く振っている。

「まぁ、牛肉だと冷やしたら脂が固まってギトギトになっちまうしな。冷やして食う肉蕎麦なら鶏が適任なんだろ」

 ちなみに具材としての鶏肉だが、親鶏だと噛み応えが強くダシが出る。若鶏はつゆの味わいが弱くはなるが具として食べるには柔らかくて美味い。どちらがいいかは好みで選ぼう。




 お次は山口県の下関にある郷土料理・瓦蕎麦だ。瓦蕎麦というのは文字通り、熱した瓦の上に茶蕎麦と具材を盛り付け、温かいめんつゆで頂くという、日本蕎麦なのに焼きそばのようにして食べるという一風変わった料理だ。最初は蕎麦を焼いたり炒めるのに抵抗があるかもしれんが、その新感覚な味にハマる人は多い。



《新感覚!フライパンで瓦蕎麦》

・茶蕎麦(乾麺):4束

(牛の甘辛煮)

・牛肉薄切り(バラや肩ロースなど):200g程度

・薄口醤油:大さじ1〜2

・砂糖:大さじ2

・みりん:大さじ1

(錦糸卵)

・卵:2個

・砂糖:小さじ2

・塩:ひとつまみ

(その他トッピングとつゆ)

・焼き海苔(おにぎり用):4枚〜

・レモン(輪切り):4枚〜

・大根:適量

・小ネギ:適量

・めんつゆ(つけ汁用に薄めた物):200cc


 まずは蕎麦を茹でる。普通の蕎麦でもいいが、抹茶を練り込んだ茶蕎麦の方が焼いた時の香りがいい。表示されている茹で時間の6割程度、5分なら3分位でザルなどに上げて堅めに仕上げておく。流水でしっかりと洗って最後は氷水で〆てから水気を切っておくと蕎麦がふやけずに美味しく仕上がるぞ。

 お次は錦糸卵の支度。卵に砂糖と塩を入れて溶き、薄焼き卵を焼いて冷ましておく。

 お次は牛の甘辛煮。フライパンで牛肉を軽く炒め、醤油、砂糖、みりんを加えたら水400ccを加えて煮る。最終的には照りが出てくるまで煮詰めていく。大体15分位かな?

 牛の甘辛煮が出来る頃には卵も冷めてるだろうから、細く切って錦糸卵に仕上げる。

 薬味だが、レモンは輪切り、大根はすり下ろし、小ネギは小口切りにしておけば、具材の準備はOKだ。


 ……おっと、めんつゆを忘れてたぜ。つけ汁用に薄めためん
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