ターン63 蹂躙王と荒廃のHERO
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。にもかかわらず足を踏み出す勇気が出ないのは、僕に残った人間性の表れだろうか。
「いたぞ!」
「馬鹿な奴だ、よりによってここに出るとはな」
やはり地の利はあちらにあるようで、早くも外に出た追手が早速僕を見つけたらしくそんな会話が聞こえてくる。
……タイムアップだ。深呼吸して意を決し、助走をつけて崖の端から宙に躍り出る。ほんの一瞬の浮遊感の後、重力に従い猛烈な勢いで体が下に引っ張られた。加速の最中に両手両足を体に引き付けるよう縮め、頭を守るように空中で姿勢をできるだけ整える。ちらりと下を見るとぐんぐんと水面が近づいてきていて、最後の瞬間に大きく息を吸い目を閉じた。
次の瞬間、脳を揺さぶるような衝撃をまともに受けて視界が真っ白になった。
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