第7章 大魔闘演武編
未来を変える為
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とルーシィさんに尋ねる。
「・・・何日かたったか覚えてないけど、目を覚ましたあたしは・・・
エクリプスの事を思い出した。起動方法なんてわからなかったけど、
無我夢中で扉を開けた。過去に戻れるかもしれないって信じて。
そしたらね・・・本当に過去に戻っちゃったんだ。X791年7月4日に。」
未来のルーシィさんはそう言う。
「(起動方法は不明か・・・)」
俺は心の中でそう思うのだった。
「4日って、つい最近じゃないか。」
ロキさんがそう言う。
「エクリプスってそんなちょっと過去に行けないの?」
ミラさんが未来のルーシィさんに尋ねる。
「わからない・・・一部壊れてたから、そのせいかもしれない・・・。」
「ん?ちょっと待ってください。」
俺はある事に気が付く。
「おい未来の俺・・・お前のであったのは確か3ヶ月ぐらい前だぞ。
何でお前は・・・」
「ちゃんと説明するよ。」
俺の言葉に未来の俺はそう言う。
「俺は3か月前のあの状態のまま、色んな場所をさまよった。
偶然、水遺跡で完全ではないけど、
お前と同じように戻りはした・・・だけど、遅かった。」
「!?」
「ちょうど・・・ドラゴン達が襲っていた。」
その言葉に俺達全員は唖然となる。
「本当に・・・俺・・・何してたんだって奴だ・・・。」
未来の俺は震えながらそう言った。
涙をこらえているんだろう・・・。
「俺は・・・・・・偶然死にかけていた・・・アイツに・・・
エクリプスの事を・・・聞いた・・・。」
未来の俺はそう言い、ウェンディを見た。
「(ウェンディから聞いたのか・・・!!
それじゃあ・・・・・・!!!!)」
未来の俺の方ではウェンディは・・・・・・・・・!!!!
「俺は・・・その後に偶然ルーシィさんと会って、急いでエクリプスに行った。
・・・それでよ、ここから・・・少し違うんだ。」
「?」
「俺と、こっちのルーシィさんではな・・・」
未来の俺が、自分と未来のルーシィさんを見る。
「それぞれ未来が違うんだ。」
「?」
「どういう事・・・?」
「途中でドラゴンに会ってしまったんだ。この傷をつけたドラゴンがな。」
「あたしの方じゃあ、コージ君が足止めの為に
そのドラゴンと戦って・・・」
「こっちじゃあ・・・ルーシィさんが俺を庇って・・・」
「つまり・・・2人はそれぞれ別々の未来から来たって事なのかい!?」
「そう言う事です。」
未来の俺の言葉に俺達全員は驚く。
「俺はエクリプスについて過去へ戻ろうと、取りあえず何とかやってみて・・・
魔力が足りないのかと
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