『You can't say』
[2]次話
真夏に見た蜃気楼
あれは遥か昔
触れ合うのを躊躇う
そんな君との日々
今なら解る
今だからこそ解る
そんな事ばかり
見つめ合うと
妙な空気が流れ
ふざけ合うと
妙に恥ずかしくて
思わず目を逸らす
そんな君が可愛くて
思い出す度愛しい
忘れろと言うかの様に
冬の空気が肌を刺す
表面だけを
無神経に撫でる
其の刃のような手
傷付けて
傷付けられて
そんな毎日に怯えて
不器用に塞ぎ込む
繋がってると
信じてる
嘘なんて無いと
信じてるのに
躊躇う君の手が
僕を見てない
そんな気がした
触れないのは
目を逸らすのは
僕を憐れんでる?
今なら違うって
解るんだけど
君を信じれなかった
僕が悪かった...
[2]次話
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