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STARDUST唐eLAMEHAZE
第三部 ZODIAC CRUSADERS
CHAPTER#40
星魔の絶戦 千変VS星の白金FINAL〜Star Platinum The World〜
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発現未導のまま第三圏滅界。
 加えて累積した消耗とダメージにより、
超宝具 『神鉄如意』 も維持不能となり消滅。
 己が生み出した破滅の残骸の海に、
シュドナイの躯は無情に叩きつけられる。
 永い年月を懸け増大させ鍛え上げた、
無尽の存在力嘗て無き罷弊(ひへい)に雷獣の姿が解けていく。
 瓦礫残骸の堆積した荒廃の大地にて、
シュドナイは混迷当惑の極みにある心情を吐露した。
(オレは、オレは……! 
確かに大業を空条 承太郎に討ち堕としていた筈……!
にも関わらず下に居た筈のヤツはいつのまにかオレの傍に在り!
しかも無防備状態で攻撃を受けたッ!)
 明確なる動揺、明白なる恐怖が紅世最強の男の全身を震わせた。
(自分でも、一体何を言っているのか解らん! 
本当に何をされたのか解らなかった!
だが幻術や超スピード等という容易なモノでは断じてないッ!
どんなフレイムヘイズでも紅世の王でも
決して為し得ない畏るべきナニカが!
確かにアノ場に顕出(あらわ)れたッッ!!) 
 己の理解を超えた、シュドナイほどの剛勇でも
“体験すら出来ない”
人類史上、否、この世界史上類を見ない最大最強能力。






絶 対 時 間 停 止 能 力(スタープラチナ・ザ・ワールド)





 分類上 『スタンド能力』 に属するが厳密にはそうではない、
余りに速いスピードのため、スタンドが 『光の速度』 を超え、
その結果として 『時が止まる』 現象を示す。
 コレこそが正に、嘗てシャナを絶望のドン底へ叩き落とし
最強の王アラストールですら恐怖の虜とした
『幽血の統世王』 DIOが持つスタンド能力。
 最早余計な説明は不要であろう、
この神にも等しき究極の 『能力』 の前には、
喩え如何なる者であろうと攻める事は不可能、退く事も不可能、
ましてその詳細を分析する事、対応策を練る事など
論外以前の愚の骨頂。
 何も出来ない。
 そう “何も出来ないのだ”
 伝説のフレイムヘイズだろうが、顕現した紅世の王であろうが、
止まった時の中で動くことが出来るのは、
ソレを行使した 『時の支配者』 のみ。 
 停止した 「時間」 は一秒に充たない。
(止まった時をこう表現するのも奇妙ではあるが)
 だがこの時、この瞬間、
僅かとはいえスタープラチナと時の歯車が噛み合ったその刹那、
空条 承太郎はありとあらゆるスタンド使い、フレイムヘイズ、紅世の徒、
そのスベテの存在をブッち切りで超越したと云って良い。
 本人自身も自覚のない 『能力』
生涯にもう一度出せるか出せないかの極致。
 ソコに至った理由は、己に流れる血統故に
スタープラチナがDIOのスタンド、
『|世 界《ザ
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