閃光
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儀をする。
「サード仕事よ、観客席のロックを解除なさい」
『承知しましたバディ』
「け、携帯が動いてる!?」
いきなりの出来事に真耶は恐怖が吹き飛び驚きで支配された、目の前で所謂ガラケーが直立歩行をし喋っているのだ。サードは真耶へと丁寧に頭を下げた。
『初めまして山田様。私はサード、バディである十六夜 咲夜の"銀刃"の管理AIで御座います』
「A、AI……!?えっあ、ご、ご丁寧にどうも……」
『この身体は外部活動ユニット、通称フォンブレイバーです。この事はどうか機密でお願いします』
「サード、お喋りはそこまでよ。お仕事よ」
『畏まりました、イニシエイト・クラック・シークエンスアクセス開始!』
画面へと腕を伸ばすと次々とほかの画面にも侵食していくようにサードのフェイスパターンの映像が映し出されていく。真耶は一瞬どうするべきかと迷ったが素直に計器チェックを続けた、すると次々とシステムエラーが解消されていくのが見て取れた。そして僅か20秒後にはシステムは完全に修正させて復元され、ゲートが解放された。
『システムエラー復元及び修正完了で御座います』
「お疲れ様サード、アナライザーも不要だったわね。一応準備してたけど流石ね」
『この程度なら必要も御座いません。お褒めいただき恐縮至極』
「す、凄いあんな僅かな時間で!?す、凄いですよサードさん!!」
『お褒めにいただき感謝ですがさんは不要で御座います。サードと軽くお呼びください』
「さてと……後は」
中央モニターへと視線を向けるとそこには一人の少女を庇うかのように立ちながら剣を抜刀してる閃輝の姿があった。
「任せたわよ、閃輝君」
「見た感じドラゴン……って感じでもねえな、龍の気は皆無……おい動けるか?」
「……へっ、あっはい……」
「何よりだ、早く逃げな。あいつは俺が引き受けてやる」
「で、でも……わ、解った」
一瞬私も戦うと言いかけた少女は先程から自分が恐怖していることに気づき、自分に腹を立てつつ気を失っている対戦相手の3組の生徒を抱えてピットへと戻っていった。それを見ても怪物は尚閃輝をじっと見つめている。少女には興味など最初からなかったように。
「(こいつの目的は俺か……?)まあ、行くぜセブン」
『承知した、サポートは任せてくれ』
剣を納めそのまま拳を作るとそのまま走りだして怪物へと向かっていく。怪物は大きく咆哮を上げると翼にも似た器官を発光させると口内をバチバチと激しく輝かせた、禍々しい雷鳴を口内へと収束させていきある一点を迎えるとそれを閃輝に向けて吐き出すように打ち出した。それを真正面から突撃した閃輝は受けて吹き飛ばれそうになりながらも強引にそのまま突き進み顎へとラリアットを決めて強引にそれを吐くの止めさせた。
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