進路指導のウィザード
襲撃後の会議×深夜の駅前
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アテは本来他のヒトだったのです。しかしその方と都合が付かなくなりましたら、ベンニーアが現れまして・・・・」
《ハーデス様のやり方について行けなくなったので、こっちに寝返る事にしやした。最も黒鐵の旦那が消滅前だったんですが、そんで言ってみたのですよ。「あっしを眷属にしませんか」とね》
「怪しさ抜群で凄まじいが、とある一点により信頼を勝ち取る事が出来ました」
《黒鐵の旦那、あっしは旦那の大ファンですぜ。ほら、マント裏に黒鐵改とCBの旗を刺繍したでさ。早速で悪いんだがサインを一つお願い出来ませんかね?》
と交渉して来て、一瞬ハーデス側のスパイかと思ったそうだがロリ死神のような大胆と怪しさ一杯のスパイは居ないだろうと判断。そんで証拠として当時まだ黒神眷属としての旗を刺繍してた事で、一発で信頼する事になったんだったか。そう推測していながら、色紙を突き出していたのでサインを書いていく俺。その刺繍には新たに黒鐵改頭部と獅子のな。
「俺のファンは三大勢力や他勢力に各神話も居るが、まさか冥府に居る死神までが俺のファンになっているとは世の末だな」
《クソ親父とハーデス様のやり方が気に入らないし、黒鐵の旦那を倒そうと陰からそう指示が飛んでたんでさ》
「ソーナからの情報には『騎士』の駒一つで足りたそうだな。母方の人間の血が濃いからなのか、ベンニーア自身は大した事はなさそうだが眷属側にとっては良かったと思うぞ。と言う事でベンニーアもルガール同様、外でのバックアップを頼む」
《イエッサーですぜ、一誠の旦那。同期の大柄アンちゃんとブラック・シャークのメンツと共に待機してやす》
本来ならソーナからの指令だが、CB総司令官である俺の指令を飛ばしてベンニーアは足元に魔法陣展開後、潜って消えていくのを見たグレモリー達は見慣れない魔法陣の通り方だろう。飛ぶのではなく潜ると言うのは、俺らで言うゲートを潜れば目的地に到着みたいな。
「今回の策前に眷属紹介させましたが、グレモリー眷属にとっては緊張が解れたようですね」
「いいさ。俺らの出番はまだ先にあるし、気長にやらせてもらうから心配はいらん。以前なら俺らが前に行くが、今回は匙達の新たな戦力のお披露目でもある」
「おうよ!俺らもたまにはカッコイイとこを見せないと修行した意味が無くなる。ゲームでは目標だが、実戦では強敵以外は俺達が露払いしてやるさ」
『任せろ一誠。我と我が分身とのコンビを見せつける時だ』
ま、こちらはこちらでやらせてもらうがまだ出番が無いので気長に待たせてもらう。グレモリーとシトリーの両眷属は駅のエレベーターから地下へ降りて行くが、俺らCB側は空間切断によって地下空間へ到着。強敵が居る事を願い、俺らは小型偵察機をばら撒いて各チームは互いに通信機で確認して進む
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