進路指導のウィザード
襲撃後の会議×深夜の駅前
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も知られてないし人質も取られていない。レイヴェル狙いで来た者も居たが、白音とレイヴェルによる後方支援が役に立った。同じ一年生であるギャスパーも良くやったと思うが、まさか三大勢力が同盟した場所を狙われるとは思わなかったぜ」
「そうですね。例のフェニックス関連で狙ってたと語ってましたし、概ね一誠さんの言う通りではありますが問題は奴らがどこから来たかについてですが・・・・」
そこまで言い掛けて室内にケータイの着信音が鳴り響く。俺らCB側はスマホだが切ってるし、グレモリーとシトリーも端末を切っているはずだけど取り出した者はロスヴァイセだった。
「すいません、切っていたつもりなのですが『構わんよ、そのまま切るよりも出た方がいいだろ』では失礼して、コホン。もしもし・・・・」
どうやらバイブにしてたつもりがオフだったらしい、まあ鳴ってしまったのはしょうがないので話を一時中断させた。
「あ、お祖母ちゃん!どした?何かあったの?」
ふむ、相手は祖母らしいが今言葉が訛ったような気がする。気の所為か?と思うとロスヴァイセは標準語から方言で話し始めた。
「んだ、今大事な会議中だからんな。え?仕事?心配すなくとも、わたす元気にやってってからね。お祖母ちゃんが心配すっ事なーんにも無いんだってば」
『ロスヴァイセの方言だらけの会話に皆が驚愕しているな』
『会議を一時中断して良かったけど、都会で似合うクールビューティーなのに方言で話すのはとてもレアな光景です。なのでカメラに収めておきました』
仕事が早いねぇーと思いながら、俺らCB側もだがサーゼクスも皆が驚き目を丸くしている。ちなみにカメラで記録しているのはシーグヴァイラであり、素早くカメラで収めるのは良い事だ。
「今の仕事先の上司さんは、えんらい良いヒトだから、お給金も前のとこよりいっぺぇ出してくれてんのよ?だっから、そっちさ仕送り出せんだから。ええからええから!田舎さ何もねぇでしょ?送った金で何か買って、ぬくくしてくれたら、わたすはそれで充分だかんね?」
目をパチクリさせている皆であったが、確かグレモリーとシトリーには情報が無かったのでシーグヴァイラとソーナで簡単に伝えた。俺とヴァーリにはイリナだったけどさ、まさかの方言オンパレードとは思わなかった。流石のサーゼクスでも驚愕しているが、グレイフィアだけは知ってる様子なので簡単に伝えていた。
「確かロスヴァイセの故郷に仕送りをしていて、故郷は何もないド田舎らしいんだって。お祖母さんが一人暮らしで、悪魔の仕事で得たお金を仕送りにしているのよ」
「なるほど、確か両親は北欧の神々に仕える戦士らしいな。実家に帰る事が希らしく、ほぼ祖母に育てられたと端末に載っている。お祖母ちゃんっ子で、田舎に何でも揃うディスカウント
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