第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
W 〜この街のW・これで決まりだ〜
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なくっても、ここに引きつけているだけでも十分だよ!!!」
亜樹子の言うことはもっともである。
そして蒔風たちが「奴」を倒せば、おそらくはこの欠片も消えるだろう。
だが、もしそうならなかったら?
そして蒔風たちが負傷していたら?
ならば自分がやるしかない。
そしてそれ以上に
「所長・・・・・・オレがいつも変身するとき、なんて言ってるか知っているだろう」
―――さあ、振りきるぜ―――
そう、それは彼の覚悟だった。
彼は振りきる。
逃げる犯罪者たちを追って、捕まえるためにスピードを
彼は振りきる。
敵を倒すためではなく、街を守るために、その憎しみを
そして何より彼が振りきるのは
「今までの・・・・自分自身ですらをも、だ」
そしてその手には「挑戦」のメモリが
「さぁ・・・・《トライアル!!》(ガコッ、プーッ)すべて・・・・・(プーッ)・・・・・振りきるぜ!!!!」プーッ・・・・プァン!!!!!
《トライアル!!!》
アクセルの装甲が一瞬黄色に変わり、そして装甲がはじけ飛んで、その身が一気に青くなる。
仮面ライダーアクセルトライアル
その名の意味は、挑戦。
常に挑戦するその対象は、いつだって自分自身である!!!!
「ガアア・・・・ガアッ!!!」
アルティメットドーパントが即座にアクセルトライアルの力をスキャンする。
それを見た亜樹子が絶望的な声を上げる。
これでアルティメットドーパントはトライアル以上の速度を得た。
トライアルの強みはその速度で攻撃をかわし、一気に攻撃を当てて敵を粉砕することにある。
だが相手がそれ以上の速度だったら、それは意味を為さない。
だがそれを知りながら、アクセルトライアルが悠然とアルティメットドーパントに迫っていく。
アクセルトライアルがトライアルメモリを抜き、宙に放り投げる。
それに合わせてアルティメットドーパントも超加速を開始する
そして、始まった。
「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!」
アクセルトライアルの超高速連続キック、マシンガンスパイクとアルティメットドーパントの超高速攻撃がぶつかり合う。
アクセルトライアルの一撃よりもアルティメットドーパントの一撃の方が重い。
だが、それでもアクセルトライアルはアルティメ
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