暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
W 〜この街のW・これで決まりだ〜
[9/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
なくっても、ここに引きつけているだけでも十分だよ!!!」



亜樹子の言うことはもっともである。
そして蒔風たちが「奴」を倒せば、おそらくはこの欠片も消えるだろう。

だが、もしそうならなかったら?
そして蒔風たちが負傷していたら?

ならば自分がやるしかない。



そしてそれ以上に




「所長・・・・・・オレがいつも変身するとき、なんて言ってるか知っているだろう」





             ―――さあ、振りきるぜ―――






そう、それは彼の覚悟だった。




彼は振りきる。
逃げる犯罪者たちを追って、捕まえるためにスピードを

彼は振りきる。
敵を倒すためではなく、街を守るために、その憎しみを



そして何より彼が振りきるのは




「今までの・・・・自分自身ですらをも、だ」


そしてその手には「挑戦」のメモリが

「さぁ・・・・《トライアル!!》(ガコッ、プーッ)すべて・・・・・(プーッ)・・・・・振りきるぜ!!!!」プーッ・・・・プァン!!!!!




《トライアル!!!》




アクセルの装甲が一瞬黄色に変わり、そして装甲がはじけ飛んで、その身が一気に青くなる。



仮面ライダーアクセルトライアル



その名の意味は、挑戦。
常に挑戦するその対象は、いつだって自分自身である!!!!



「ガアア・・・・ガアッ!!!」



アルティメットドーパントが即座にアクセルトライアルの力をスキャンする。
それを見た亜樹子が絶望的な声を上げる。


これでアルティメットドーパントはトライアル以上の速度を得た。
トライアルの強みはその速度で攻撃をかわし、一気に攻撃を当てて敵を粉砕することにある。
だが相手がそれ以上の速度だったら、それは意味を為さない。


だがそれを知りながら、アクセルトライアルが悠然とアルティメットドーパントに迫っていく。
アクセルトライアルがトライアルメモリを抜き、宙に放り投げる。

それに合わせてアルティメットドーパントも超加速を開始する








そして、始まった。












「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!」




アクセルトライアルの超高速連続キック、マシンガンスパイクとアルティメットドーパントの超高速攻撃がぶつかり合う。


アクセルトライアルの一撃よりもアルティメットドーパントの一撃の方が重い。
だが、それでもアクセルトライアルはアルティメ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ