暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
ガッツリ!スタミナ牛丼SP!
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、このお豆腐って手作りですか?」

「そうだよ。市販の豆乳とにがりがあれば作れるからな。」

 流石に木綿や絹ごしなんてのは専門的すぎて作れないが、寄せ豆腐位なら家庭で簡単に作れる。手間もかからないので重宝している。

「こっちのぬか漬けも落ち着く味ですねぇ〜。」

 ほんわかした表情で、明石がぽりぽりとぬか漬けを咀嚼している。疲れている時の塩分は、何より身体に嬉しい。そんな光景を眺めながら、俺は牛丼の支度に入った。まずは明石の注文した『スタミナガッツリ系の牛丼』だ。

《提督流スタミナ牛丼》※分量2人前

・牛切り落とし肉:200g

・ニラ:1/2束

・玉ねぎ:1/2個

・にんにく:2〜3片

・薄力粉:大さじ2

・サラダ油:大さじ3〜4

・卵黄:2個分

※その他、韓国のりやキムチ、刻みネギなんかがあっても美味いが、それはお好みで。

(タレ)
・にんにく(すりおろし用):1/2片

・おろししょうが:適量

・水:大さじ3

・醤油:大さじ1.5

・酢:小さじ1

・砂糖:小さじ1/2

・白すりごま:大さじ1

 まずは例のごとく、野菜を刻む所から。ニラは5cmくらいの長さに切り揃えて、玉ねぎは縦に薄切りにしてボウルに入れておき、薄力粉を全体にまぶしておく。にんにくは1/2片はすり下ろし、残りは芽を取り除いて縦に薄切りにしておく。

 フライパンにサラダ油大さじ2を垂らして熱する。その間にタレの材料を全てボウルに入れて混ぜておく。油が温まったらにんにくを入れて揚げ焼きにしていく。カリッときつね色になった所で油をきりつつ取り出す。そこに再び油を大さじ2程足す。加熱して足した油もいい温度になったら、粉をまぶしておいた玉ねぎを揚げる。薄切りの為、焦げやすいので火加減は弱火〜中火で。

「えっ、玉ねぎ揚げちゃうんですか!?」

 素っ頓狂な声を明石があげる。

「まぁな。カリカリサクサクの食感の方が飽きが来ねぇのさ。」

 フライドポテトならぬフライドオニオン、ってワケだ。それに先ににんにくを揚げておいたお陰で油にはにんにくの食欲をそそる香りが移っている。これだけでもいい肴になりそうだ。塩と胡椒、さっき揚げたにんにくチップかけてビールでキューっと行きたい。……しかし、これはあくまでも牛丼の具だ。これもにんにく同様、カリッと揚がったら油から取り出す。

 いよいよ、牛肉の調理に入る。先程まで玉ねぎを揚げ焼きしていたフライパンから油を拭き取り(大さじ1程残す)、牛肉を入れて強火で炒める。全体の色が変わってきたらそこにニラを入れてサッと炒める。仕上げにタレを入れて炒め合わせ、ニラが軽くしんなりしてきて、タレが全体に絡んだらOKだ。

 丼に
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