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艦隊これくしょんー3号と呼ばれる提督ー
第8話 艦娘達への償い
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聞いた。

「あの、司令官さんは私達にどうして優しくしてくれるのですか?」

電は黒井に聞いた。

「俺が艦娘に優しくする理由か・・・かつて俺は軍隊に入る前一人の小さな艦娘に出会った。その子は俺が無くした正義の心を呼び起こしてくれた。だが身勝手な艦隊の提督がその子に無理な改造をしたために彼女は戦艦ル級500体を沈める戦果を残して暗い海の底に沈んだんだ。」

黒井は自分の右手を強く握り彼女の顔を思い出していた。

「司令官さん?」

電は黒井の目から流れていた涙をハンカチで拭った。

「すまない、昔の事を思い出しただけだ」

そう言って黒井はその子と一緒に写っている写真を持ちながら歩き出した。


ーー次の日ーー


黒井は提督室で書類を書いていた。

「司令官少し休んだら?」

瑞鶴は黒井に茶を出してそう言った。

「ああ、だがこの書類を片付けないといけないからな」

黒井はそう言って書類をペンで書いていた。

「あんた働き過ぎじゃない?」

瑞鶴はそう黒井に聞いた。

「そうか?」

黒井は片手のペンを置いてそう言った。



ーーーーーーーー


二台のバイクが鎮守府に着て辺りを見ていた。

「おかしいな、ここで間違いないんだけどな」

一人の男は地図を見ながら言った。

「お前の見方が間違ってるはずはないがな」

そう言ってもう一人の男は地図を見て言った。

「あの?何をしてるんですか?」

二人の男性に聞いてきたのは睦月だった。

「ねぇ、横須賀鎮守府ってここか?」

赤いバイクに乗った男性は睦月に聞いた。

「あっ、はい!ここが横須賀鎮守府ですよ」

睦月はそうバイクに乗った二人に言った。

「だとよ、翔一」

そう男は片手にヘルメットを持ちながら言った。

「ならよかった!」

そう言って翔一は片手のヘルメットをバイクのアクセルに引っ掛けた。

「津上!天道!」

後ろから二人の名を呼んだのは黒井だった。

「よう、久し振りだな黒井響一郎」

そう言って赤いバイクから下りた男性は黒井に握手した。

「すまないな、いきなり呼び出したりして」

黒井は二人にそう言った。

「いやいや、暇だったから来たんだよ!」

津上と呼ばれる男性はそう黒井に言った。

「あの、司令官この人達は?」

睦月は黒井に聞いた。

「ああ、こいつらは仮面ライダーの中で料理の腕は頂点を持つ津上翔一と天道総司だ」

黒井は二人の名前を言った。

「俺は津上翔一よろしくね」

翔一はそう睦月に挨拶をした。

「俺は天の道をいき総てを司る男だ」

総司は人差し指を空に向けて
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