第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
キバ 〜カルテット♪キバっていくぜ!〜
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シュウ!ゴゴォウ・・・・・・バァン!!
全身から熱気を吹き出し、イクサがライジングイクサにフォームを強化する。
「タツロット!」
キバがその名を叫ぶと、キバットくらいの大きさをした金色の小型竜が飛んできて、キバの左手首に装着される。
「ビュンビュ〜〜ン!いっきますよ〜〜!テンションフォルテッシモォ〜!!」
ガキンガキン!ブワァァァ・・・・
キバの身体が黄金に包まれ、最強形態エンペラーフォームに強化変身する。
こうして準備は整った。
ダークキバ、イクサ、キバ、蒔風が並び、「奴」に向かって言い放つ。
「王の判決を言い渡す。死だ!」
「その命、神に還しなさい!」
「キバっていくぜ?渡!」
「ああ!!」
「・・・・・・・アーク!!」
「奴」が名を呼び、森の中から巨大な影が上空に飛び出し、スズン、と「奴」の隣に着地した。
「ハァァァァァァァアアア!!!」
アークの中からいくつかの「欠片」が抜け出て、「奴」の身体に集まりだす。
アークの身体が本来の大きさの3.2メートルに戻り、「奴」の怪我があらかた修復された。
「さぁ、決勝戦だ。いくぞ、みんな!!」
「「「おう!!」」」
アークが先陣切って走り出し、蒔風をわしづかみにしようとつかみ掛かってくる。
だがそれは空振りに終わり、回避した蒔風が横っ腹にローリングソバットをブチ当てて巨体を弾き飛ばす。
そのまま蒔風はキバと共に「奴」に向かい、吹っ飛んだアークにダークキバとイクサが走る。
「行くぞ!!」
《パ・ワ・ー・ド・イ・ク・サ・ー》
イクサがパワードフエッスルをベルトに差し入れ、ドラゴン型巨大重機「パワードイクサー」を呼びだし、それに乗り込んで戦闘を開始した。
その大きさはアークよりも頭一つ抜き出ており、ドラゴンの首を模したアームがアークに噛みついてその装甲を砕かんとする。
だがアークとてそのような重機にただやられるものではない。
腕で強引に噛みついている顎をはずして地面に降りる。
そして真っ向からぶつかり合って、下に手を入れ、ひっくり返そうとパワードイクサーの巨体が持ちあげられていく。
「ハッ!!!」
「ウェイクアップ、ツー!!!」
だがそのパワードイクサーの背後からダークキバが飛び出し、ウェイクアップフエッスルが二回吹かれた。
その脚にエネルギーが凝縮されていき、「キングバーストエンド」が放たれて、頭部に命中、その巨体が揺れてパワードイクサーが地面に降りる。
アークの背後に跳び下りたダークキバがジャコーダーを鞭状に
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