暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic20-B幕間〜Great Healer〜
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ボ歩いてると、奥の方の部屋の扉がガチャっと開いた。そこから・・・
「お? アイリが居るぞ」
「本当であります!」
「こんにちは〜♪」
「レヴィ、フラム、ユーリ!?」
今は遠い異世界に居るはずの3人が手を振ってきた。驚きはしたけどすぐに“エインヘリヤル”だってことに思い至った。アイリはそれを念頭に「助けて!」駆け寄ってヘルプを出す。
「ど、どうしたんですか、アイリ? そんなに慌てて・・・」
「んん? ひょーっとしてアイリ、エインヘリヤルじゃなくてオリジナルだったりする・・・?」
アイリの事を心配してくれるユーリと違って、レヴィは少し無礼な感じで顔を近付けてジロジロとアイリの顔を覗き込む。フラムが「そうなのでありますか!?」万歳して大げさに驚きを表した。アイリは「うん、そうだよ」頷いて見せる。“ヴァルハラ”は“エインヘリヤル”の世界だから、まずオリジナルが居ることはないからね。
「どうしてまたヴァルハラに・・・?」
ユーリの問いにアイリは「マイスターを起こしに来たの」事情を伝える。“エインヘリヤル”の記憶は、創世結界に登録された時点で止まる。そこからは“ヴァルハラ”内で過ごした記憶が追加されてくし、マイスターの正体も登録された時点で知ることになる・・・みたい。
「――というわけで、玉座の間に行きたいんだよね・・・」
「そうでしたか〜。マスターがそんな事に・・・」
ユーリが沈んだ表情を浮かべる。“エインヘリヤル”になったことでマイスターの真実を知ると、マイスターの力になりたいって子が多く出始めるってゼフィランサスさんが言ってたね。ユーリも、マイスターのことをマスター呼びしちゃってるし。
「しかしそういうわけなら、玉座の間に案内するでありますよ」
「ありがとう、フラム!」
「我らが主君のためでもありますからな!」
「蒼ハネを早く故郷のなんとかガルドに返してあげたいしな!」
「アースガルドですよ、レヴィ」
フラムは主君呼びで、レヴィは変わらずに蒼ハネ呼びだったね。とにかく、“エインヘリヤル”のユーリ、レヴィ、フラムの3人に案内してもらえることになった。廊下を歩きながら「でもどうして宮殿内に居たの?」3人に訊いてみる。
「そりゃ冒険だよ。宮殿の外もそれなりに冒険したし、次は王のお城を攻略だ!」
「私たちは腕試しをしているのでありますよ。エインヘリヤルの中には、エルトリアのモンスターなんて目じゃないような強者がゴロゴロ居るでありますからな!」
「私は2人の付き添いです〜」
とのことだった。異世界の強者が集う唯一の場所が、ここ“ヴァルハラ”だしね。本物の神様や悪魔や怪物がゴロゴロ居る。ちなみにディアーチェとシュテルとアイルは、宮殿の外で別
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