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ファンタシースターオンライン2 -銀色を包む琥珀色の星-
第4話 救出
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らを信じられないと言うんですか?」
ツ「…私だって…私だって信じたいよッ!信じたいに決まってるッ!!私を1度ならず2度も助けてくれたッ!あの人達は信じられるって分かってる…分かってるけど…」
ラ「ツヴァイ…」
ツ「私は…狂気そのものなんだ…そんな私が狂気以外の感情を持ったら…消えてしまう気がして…怖いんだ…」
ツヴァイは震えて泣いていた。自分が消えてしまう恐怖。それは想像を絶するもののはずだ。
ガシッ…
ラフィルはそんなツヴァイを抱き締めることしか出来なかった。ツヴァイの恐怖を取り除くことが、ラフィルには出来なかったからだ…。ラフィルは自分の無力差を、心の中で嘆いていた…
…私は物心付いた時から、血を見てきた。敵の血…味方の血…色んな戦いで流れた血を、沢山、沢山見てきた。でも今は…傷つくことが愛おしい…傷つけることが愛おしい…そう…だって私は…狂気そのものなのだから…でも…狂気そのものだとしても…自分が消えてしまうことは恐ろしい…助けてほしいとさえ…思う…
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