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ファンタシースターオンライン2 -銀色を包む琥珀色の星-
第4話 救出
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なんですか!?」
アザトス、わかば、くれあの3人は、見て分かるくらい引いていた。
わ「美少女3人に囲まれながらってハーレムっすか。欲高すぎじゃない?」
く「しかも助けにいく女の子って、ラフィルそっくりなんでしょ?つまり美少女ってことだよね?マスター…まさかそれが狙い…?」
バ「こんな時までマスター弄るのやめてくれませんかねえ!?違いますよ!?私達しかツヴァイちゃんの顔が分からないからですからね!?」
アザ「そんなの分かってる。時間がないんだろ?早く行ってやったらどうだ?」
バ「君達が…!あぁもう!正論だから何も言い返せないですよ全く!!」
バルバテスは文句を言いながら森林へ向かう。それを追いかけるように、残りの3人も森林へ向かった。
ツ「……はぁ……はぁ……」
ゆっくりと森林を歩くツヴァイ。腹部を手で抑え、ひたすら歩く。指の間からは真っ赤な血がポタポタと流れる。リサとの戦闘で受けた傷だ。
ツ「…流石に…血を流し過ぎたかな…はは…早く…シップに戻って…」
そこでツヴァイの言葉は止まる。シップに戻ってどうなる?アークスである、あのリサというキャストに攻撃した事実が消えるわけない。それなら…いっそ…このまま生き絶えるのも…そう思った瞬間だった。
「ミ ツ ケ タ」
背後から声が聞こえる。その、聞き覚えのある声を聞いて数秒、思考が停止する。振り返り、その声の人物を確認した瞬間…背中に激痛が走った…
一方、ツヴァイを探すバルバテス、こにぃ、もみじさん、ラフィルの4人。必死に辺りを探すが、やはりツヴァイは見つからなかった。
も「もしかして、もうここにはいないんじゃないの?」
ラ「いえ、ツヴァイは確かにこの辺りにいます」
こ「それさ、正確な位置とかって分からないの?」
ラ「分かります。ただし…ツヴァイが私に対して心を閉ざしている場合は話が別です。あの子が私に心を開いてくれれば、正確な位置まで分かるんですが…」
バ「今そんなことを言っても仕方ありません。この辺りをもっとよく探しま…ん?」
バルバテスは何かを見つけ、それに駆け寄る。
こ「どうしたのマスター?何か見つけたの?」
バ「これ…血です。しかもまだ新しい…」
その血は森林の更に奥へと続いていた。
も「確かリサは、ツヴァイも重傷を負ってるって言ってたよね?じゃあもしかしてこの血は…」
バ「行ってみましょう!」
4人は急いで血をたどっていく。
「…そろそろ…観念してホシイんだけど…」
ツ「…ッ!」
ツヴァイは必死に逃げていた。フードを深く被った少女から…。
ツ「…貴女も…執念深いね…こんなとこまで追いかけてきて…今度はこの惑星を滅ぼすつも
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